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会話の仕方がわからないなら、インタビュアーになるのだ!

私、複数人いる中で会話に入っていくのは結構苦手なのですが、1対1の会話はなかなか得意です。
特に初対面の会話は、糸口さえつかめれば、結構スルスルいけます。

そのコツは…

インタビュアーになるつもりで話すこと!

つまり、自分が話すより「聞く」に重点を置くのです。

よく言われることですが、世の中には聞きたい人よりも話したい人の方が多いです。たぶん、聞いてもらえることは「自分を尊重してもらってる」という感覚に直結するから、だと思われます。この人は承認欲求を満たしてくれる!と相手に思ってもらえたら、その後の関係もつくっていきやすくります。真摯に聞くことで、あなたともっと仲良くなりたいんです私、という気持ちを説得力を持って示すこともできます。

【そう言われても、何を聞けばいいかわからない!】

相手の趣味や特技、仕事のこと、学んでいる(きた)こと、出身地のこと、学生時代の部活、最近面白かったこと、今日の服装について…とりあえず、何か一つ聞いてみましょう。とりあえず軽めの球をいろいろ投げてみて、「この話、もっと聞きたい」というところで、深堀りしてみましょう。
あなたよりも相手が詳しそうなこと、それでいてあなたがもっと詳しくなってみたいこと、を聞いてみるのが一番よいです。相手は話したくてあなたは聞きたいから、完全に利害が一致します。

※相手が「うふふ」と微笑んだきり話を先に進めてくれない場合、相手はそれ以上その話をしたくない可能性があります。即座に話題を変えましょう。

深堀りするときは、「あとでその話についてインタビュー記事を書くならどんな情報が必要か?」考えながら聞くと、話が広げやすいです。

例えば私は旅が好きなので、同じく旅好きの人には今まで行ってよかった場所のことを聞くことが多いです。

なんでその場所がよかったのか?
穴場のスポットはあったか?
気候はどうだったか?
何がおいしかったか?
移動手段はどうしたのか?
海外なら物価や治安はどうだったか?

切り口は、いくらでもあります。

耳を傾けた結果、相手の話にあまり興味を持てないときや、会話のテンポが合わないこともあるかもしれません。そもそも、この人に投げてみたい球ってないな、ということや、球を投げても全然返ってこないな、ということがあるかもしれません。
それ、必ずしもあなたや相手が悪いわけではありません。悪いのは相性かもしれません。なぜか、どうしても話が合わない人もいるのです。そんなにがっかりせず、自分を責めず、また違う人と話してみてもよいのではないでしょうか。

【私だって自分の話を聞いてほしいんですけど…】

わかります。私も、めちゃめちゃ自分の話がしたいです。

でもまあ、とりあえず一回は、インタビュアーになってみましょう。

口ぶりや言葉選びには人となりが出やすい、と私は思います。ひたすら聞き手スタイルで行くと、自分ばっかり話しているときよりも相手の性格が見えてきやすい、というメリットがあります。例えば、こちらから聞きまくっていても話題を振ろうとしてくれる人は、大体配慮ができる人です(ただし、緊張しすぎて自分ばっかり話してしまう人もいるので、根気よく観察することが必要です)。

次に会ったときくらいから、徐々に自分の話をしていき、様子を見ます。こちらから話をしようと何度も試みても、どうしても相手が自分の話しかしないようであれば、話を聞くのが苦手な人である可能性高めです。それでも関係を深めたいか、もう一回考えてみるのもよいかもしれません(よい関係を持ち続けるために、互いに聞く気持ちを持って対話することはとても大切だと思うからです)。

だいぶ仲良くなってきたな〜と思ったタイミングで(付き合ってからがやっぱり切り出しやすい)、自分の話も聞いてほしい気持ちを素直に伝えてみることも手です。なお、こうした希望をきちんと受け止めてくれない人は他の気持ちも軽んじる可能性が高いので、私としてはその人のために時間を使うことをおすすめしません。

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