【革靴入門編#4】買う前におさえておきたいフィッティングポイントとは?


どうも!副業ウェブライターをしているTpotです。

今回は、靴を買う際にあると便利な知識についてご紹介していきます。

これまでに、こんな思いをしたことがある方は必見です。

「買ったときは良かったのに、実際に履いてみたら足に合わなかった」

「店員さんにいわれるがまま買わされて、嫌な思いをした」

本記事を読んでいただければ、自分の足にあった革靴を自分で選べるようになりますよ。また、店員さんとの会話のなかでも知ってるなと思わせることができれば、騙されることもありません。

ぜひ最後まで読んで、快適な革靴ライフを送ってくださいね。

見るべき2つのポイント!

ここからは、自分で靴を選ぶ際に最低限知っておいてほしいポイントについて解説します。

ここでは以下の2つをご紹介します。

  • 足長と捨て寸

  • ボールジョイント


本当はこれらに加えて土踏まずのフィッティングもみたいところです。しかし、土踏まずに関しては既製品でピッタリあうことは難しいうえ、現在はインソールなども進化しているため割愛します。

ポイント①:足長と捨て寸の関係

すでに足長と捨て寸については解説していますが、改めてまとめていきます。

まずは、足の長さ=靴の長さではないということは常識として抑えておきましょう。

そして、革靴のサイズ表記は履く人の足のサイズを表していることも解説してきましたね。さらに、歩行時に足が前後左右に動くため、つま先には捨て寸と呼ばれるデッドスペースがありましたね。

靴の先まで足が入ることはまずありません。そのため、だいたい足の長さの約1.1倍の長さで革靴は作られます。

つまり!サイズ選びの第一歩は、「自分の足長を知ること」です。

そして、試着の際は特につま先に注意してください。足を入れて、足の指が曲げられなかったり、お互いが重なってしまっていたりする場合はサイズが合っていないか、木型との相性が悪いということです。

そして、必ず立って確認すること。立つことで足に重心が乗り縦横に足が広がります。その状態でまずは、指先が動くか?

そして、足を前にぐっと靴の先まで入れるようにしたときに、かかとにすき間が出ないかを確認しましょう。隙間の目安は小指の指先が入る程度だったり、親指が少し引っかかる程度で充分です。

ポイント➁:ボールジョイントとは?

サイズ選びで次に注目したいのが、ボールジョイントが合っているかの確認です。

ボールジョイントとは、一般的には足の幅といわれる部分です。足の小指と親指の付け根を一直線に結んだこの部分を業界ではボールジョイントと呼びます。

そして、このボールジョイントが合っていないとどうなるのか?

まず、ボールジョイントが合っていないと、足が前後左右に靴の中で動くため、足への負担が大きくなり、疲れやすかったり、歩くたびに、つま先が靴の奥へと詰まってしまったりします。

さらにいえば、木型の設計上屈曲するべき場所で曲がらないため、革靴のシワが不自然に入ったり、シワが足に食い込み痛みを伴ったりする可能性も。

試着の際は、ボールジョイントの位置があっているか、踏み込んだときにボールジョイント部分が飛び出して靴の形が変形していないかをチェックしてみてください。

理想的な形は、ボールジョイントの位置が合っていて、靴本来の形が崩れていなくて、靴のシルエットが綺麗に保たれていることです。

これらを意識していくつかの靴を履き試してみてください。

まとめ

今回は自分だできるフィッティングの基本について解説してきました。

店員さんの口車に載せられずに、対等な立場でお買い物を楽しめると、これまで以上に選択肢が広がりますよ。

たかが靴と思われるかもしれませんが、足が痛いのが実は本当にストレスだったりします。もう二度とこのブランドでは買わない!なんて極端な方もいるでしょう。

ただし、それはブランドではなく、しっかりと選べないのが悪いのです。自分を支えてくれる欠かせないパーツとして、改めて靴と向き合ってみませんか?



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