「インターネットの煮こごり」のレシピ
インターネットの煮こごりこと、とぱぞです。
皆さんは、インターネットですか?
本日公開されました、「ぼくの夢、メチャクソ無限湧き」(以下メチャクソ)、もう聴かれましたでしょうか。
WACCAに入ったこの曲、成り行きやらなんやらはARuFaさんがオモコロで書かれてますのでそちらを御覧ください。
タイトルが完全に何じゃそりゃって感じですが、要するにこの合作の裏話的なやつを、巨大な勢力に消されない範囲でしようというお話です。
大体の流れ(あるいは合作あるある話)
合作、それなりの数をこなしてますが、基本的に大体の流れは同じです。
誰かが途中まで作って、もうひとりが完成させる。人によってやり方はまちまちですが、「片方前半でもう片方が後半」「片方が土台でもう片方が完成」辺りが主流ではないでしょうか。
個人的には「片方が土台でもう片方が完成」パターンを用いることが多いです。前半後半で別だと急に曲調が変わってしまい「おや?」って思うことがあるのと、僕が後半を担当した場合「途中からショボすぎない?」という感想を見たときに心が崩折れてしまうからです。弱き人間よ……。
メチャクソも例にもれずそんな感じ、かと思いきやお互いに色々やりました。具体的に言うと
1:とぱぞが構成とメロを作り、雰囲気が分かる程度のラフな編曲をする
2:かめてくが後半を解体、ベースラインをやりだす。作詞をする
3:たのしかった収録!
4:とぱぞがボーカルの調声をする
5:かめてくがアレンジを詰め、ラフミックスをする
6:とぱぞがミックスを詰め、アレンジで気になるところや思いついた部分
をいじり、蛇足を加える
7:完成!
という感じでした。
余談ですが、Lite Show Magic(C-Showさんとのユニット。よく合作をしたり服を買ったりする)や他の合作でも1往復以上することもそれなりにあります。
かめてくことかめりあ氏と合作してみて
とはいえこの合作、一筋縄では行かないんだろうなと最初から薄々感づいておりました。何せ相手はかめてく、いろいろなステ振りを考えても向こうがこちらの上位互換という場合も多く、極論ほぼほぼいらないんじゃないか、路傍の石として一生を終えたほうがいいのではないか、恥の多い生涯を送って来ましたという前提に加え、ボーカルがARuFaさんという超豪華仕様。上がりきったハードルはさながらスカイツリーのようです。フリスビーしたいですね。
しかしながら蓋を開けてみれば、案外そんなこともなかったです。もちろん「やっぱりここは叶わねえな~」と思う部分もありましたが、自分が担当していく中で「ここをもっとこうすれば、さらによくなるのでは??」的な部分もありましたし、なんだかんだ「ここは譲れねえわ!!!!」みたいな部分もありました。人によってこだわるポイントは違うんだなあと、改めて気付かされました。当たり前ですが。
ただ、「人によって」と書きましたが、かめてくが本当に人かどうか、ロボットではないのかというところが実証できていないので、その点は今後の課題としていきたいと思います。私からの成果発表は以上です。ここからは質疑応答に移りたいと思います。(移りません)
テキストサイト最高~!
なんだかネットの反応を見ていると、「あのかめりあ(さん)ととぱぞに作ってもらうなんて…!」みたいな反応が多いんですね。個人的には「あのARuFaさんに歌ってもらうなんて…!」といった気持ちでいっぱいです。
全世界300億のARuFa(さん)ファンに比べればまだまだですが、やっぱり自分の好きなコンテンツを作ってる方と共演できるのはいいものですね。
というわけで「ぼくの夢、メチャクソ無限湧き」をよろしくお願い致します。
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