マガジンのカバー画像

0歳児に役立つ育児哲学

15
0歳児のお子さまの育児に役立つ、育児哲学の記事をまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

#新米パパ

新米パパは「新入社員」なので先輩ママの指導と謙虚さを忘れずに【育児哲学#24】

【哲学】 自分の商売や出世のためなら、 誰でも大いに努力する。 しかし、自分の家で 幸福になるためには、 何もしないのが普通である。 ◆フランスの哲学者 アラン『幸福論』引用 たいていの人は、ビジネスで成功するための努力を惜しまない。けれどもビジネスと同じように、パートナーや家族との関係を良くするために努力を惜しまない、という発想ができる人は少ない。家族では何もせずに幸せでいられることが理想とされるが、そう簡単な話ではない。「親しき仲にも礼儀あり」と言われるが、幸福な家

はじめてのママ&パパに知ってほしい子育ての心得【育児哲学#14】

・スマホの情報や身近な人の意見を鵜呑みにしない ・自分で考えなければ、知識は上辺だけのものになる 他人から学んだだけにすぎない真理は、 整形でつくった鼻のようなものにすぎない。 ◆ドイツの思想家 ショウペンハウエル 『読書について他二篇』引用 読書や見聞によって得ただけの知識は、整形で取りつけた鼻のような「飾り」にすぎない。しかし、自分で考えて得た知識は、自分の手足のように機能させることができる。これは、テクニックのみで描かれた美しい絵と、画家がメッセージ性を込めて描か

育児は「善い」も「悪い」もない、つねに「最善」を想像するだけ【育児哲学#2】

・昔は「善い」とされていた育児方法でも現代では「悪い」とされることがある ・時代や環境によって「善悪」の基準は左右される ・つねに「想像力」を持って「最善」の育児をこころがけよう 何がよくて、何がわるいのか。 それは、まだ誰も知らないのだ。 ◆ドイツの詩人、哲学者 ニーチェ 『ツァラトゥストラ(下)』引用 何が「善い」ことで、何が「悪い」ことかはわからない。戦時中は「善い」とされていたことでも、現代では「悪い」とされる常識など、多々ある。「善悪」の基準は時代によって左右