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第0回 投資とは何なのか [矢口新の生き残りの投資セミナー テキスト教材]

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このnoteは「矢口新の生き残りの投資セミナー」のテキスト教材です。※第0回のみ無料公開しております。

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誤解していませんか?


・投資は、お金持ちだけがやったり、富を独占するようなものではない。

・元をたどれば、富の分散が始まったのは「株式市場」ができたおかげ。

・投資は、数万円程からでも、お金を少しずつ増やしていくことができるもの。

・金額の問題だけでなく、少しずつでも、お金を増やせるもの(技術)を持っているということが精神的な安定にも繋がる。

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会社を儲けさせるプロ


・このセミナーの講師である矢口 新は、大手金融機関の元ディーラー※。

・ディーラー時代は債権や為替などを扱い、自身の会社では株式などを運用。

・投資関連の書籍を十数冊ほど出している。

※ディーラーとは:会社のお金を使って、お金を稼ぐ仕事。売買の決定権を持つ。会社を大儲けさせたり、大損させたりすることが可能。

・このセミナーでは、投資のプロ直伝の技術を伝授。

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矢口 新の経歴


・1954年生まれ。

・早稲田大学を中退、豪州メルボルン大学を卒業。

・アストリー&ピアス(東京)

・野村證券(東京、ニューヨーク)

・グリニッジキャピタルマーケッツ(米国)

・ソロモンブラザーズ(東京)

・スイスユニオン銀行(UBS東京)

・ノムラバンクインターナショナル(ロンドン)

・帰国した後、会社を設立して10年ほど投資顧問業で助言業務を行なう。

・現在は投資顧問会社と組んで業務を行いつつ、「投資の学校」で講師を務める。

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矢口 新の著書

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・『生き残りのディーリング』、『矢口新の短期トレード教室』、『矢口新の相場力アップドリル』など多数。

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すべて自分で完結する


・投資の良いところは、すべて自分でやって、自分で完結するところ。

・景気が悪くても、相場というものがある限り、そこからの収入は得られる。

・自分で考えて決断して自分で責任をとるという、思えば当たり前のことが、極端な形で実現できるのが相場。

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相場のリスクとは?


まずリスク管理について考えなければ、興味を持って相場に入っても退場させられる

相場のリスクとは、「時間の経過による投資環境の変化」

・自然災害、政策。たとえば新型コロナウィルスの流行と、それに対する政策。これにより経済活動は止められ、投資環境は大きく変化した。つまり、「時間の経過」によって投資環境が変化したということ。

・一番リスクが少ないのは、時間のリスクを持ち越さない短期トレード(目の前で売買を完結させるもの)。

・スウィングトレード(数日から数週間ポジションを持つ)では、時間のリスクを「管理」する必要がある。もっとも機能するのは、ロング(買い)とショート(売り)を組み合わせたポジションを持つこと。※詳しい手法については、「株式スウィングトレード」の動画で説明。

長期保有では、時間のリスクを取ることになる

・長期保有が機能するのは、人口、経済、マネーなどの拡大期だけ。

・現在の日本は人口も経済も上手くいっていないが、マネーは大量に放出しているので、なんとかなっている。しかし、長期保有をすることは大きなリスクであることに変わりはない。

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最も効率的な運用とは


・チャートには、ローソク足というものがある。

ローソク足の、約数十本にわたる一連の上げ、もしくは下げの動きを、1つの「波動」として捉え、その1つの波動全体から利益を得る(狙う)

・5分足チャート(5分ごとに1本ローソク足が形成される)であれば、10時間で120本のローソク足が見られる。

・1分足チャート(1分ごとに1本ローソク足が形成される)であれば、2時間で120本のローソク足が見られる。

・5分足では10時間、1分足では2時間で、1つの上げ(下げ)の波動、もしくは上げ下げ両方の波動が見られるということ。

・そういった意味で最も効率的な1分足でのトレードがおすすめだが、5分足のほうがやりやすいと言えばやりやすい。

・スウィングトレードでは、日足(1日ごとに1本のローソク足)の波動を狙う。これには、数日から数週間かかる。

・長期保有(約1年以上)では、リスク管理ができない。例えば、コロナで経済を止めて世界の経済が何割も落ち込む、となったらリスク管理のしようがない。

世間の「長期保有が一番安全で、リスクが少ない」というのは大きな誤解で、長期保有というのは、リスク管理そのものを放棄していると言っても過言ではない。

※概要です。詳細は今後の動画(テキスト)で説明があります。

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初心者からプロまで


・このセミナーでは、初心者からプロまで学べる内容を提供できる。

・特に「タペストリー理論」というのは重要で、そもそも価格(為替や株価など)は、なぜ動くか?という所から解き明かしている。これは、1990年に出版した『生き残りのディーリング』という本に書いたのが最初だが、30年経っても通用している理論だ。(市場価格はなぜ動く?タペストリー第1理論

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スウィングに向くのは…


・時間のリスクを管理するスウィングトレードには株式が向いている。なぜなら、ロング(買い)とショート(売り)の組み合わせというのは、株式が非常に向いているから。

・なぜ株式は売り買いを組み合わせることに向いているかというと、株式は個々の銘柄なので、1つのものが上がり、1つのものが下がるということが当たり前に起こるから。

・債権というのは、要するに金利というもので、ほとんどが同じ方向に動いてしまうから向いていない。

・為替(FX)の場合は、ドルを中心に動いているので、別の通貨に見えても、スピード(スプレッド)が違うだけで結局は同じように動くため、向いていない。

※例えば、ドル/円をロングにしてユーロ/ドルをロングにすると、要するに「ユーロ/円」をロングにしているということになる。前者はドルを中心に見ていて、後者はユーロを中心にして見ているからだ。そして両方ともショートにするということは、ドルのリスクを取ってるということになる。

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不利な相場とは?


・短期トレードは、株でもFXでも何でもできる。

「波動」の転換点に注目してトレードする。

・波動が上がって、それから下がっていく「山越え」。そこには、上げから下げに転じる「転換点」がある。

・波動が下がって、それから上がっていく「谷越え」。そこにも「転換点」がある。

・その転換点をどう見極めるかを、今後の動画(テキスト)で説明していく。

・短期トレードには、特にFXが向いている。なぜなら、FXは世界中の人が参加していて(流動性が高い)、少数の人が動かそうとしても、なかなか上手くいかないから。

・参加者が少ない(流動性が低い)、例えばあまり人がやっていないような株式の銘柄だと、誰か大きな資金を持つ人が来て売り買いをやると、その人が売買した方向に動いてしまう。

・つまり、流動性が低ければ低いほど、大量の資金を持っている人間が有利になる。そのため、プロの中にはそれを利用する人がいくらでもいる。だから、個人投資家にとってはどうしても不利になる。

一番不利じゃないのがFX。特に「ユーロ/ドル」は世界中の人が取引をしているので、最も不利じゃない。

・あらかじめ相手が有利になる戦いをこちらがやる必要もないので、あまり不利でないものを選び、ノウハウや手法などで迎えれば、勝てるチャンスは高まるということ。

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大きな支え


・投資(トレード)の技術が身につけば、「途方に暮れて何もできない」ということがなくなる。生きていく上で大きな支えとなるので、ぜひ頑張ってほしい。




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