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~覚えておきたい 矢口新の相場語録~【実践】第25回 矢口新の ローソク足のみ トレード解説04 [矢口新の生き残りの投資セミナー テキスト教材]

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このnoteは「矢口新の生き残りの投資セミナー」のテキスト教材です。

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このテーマで学ぶこと

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このテーマは、動くチャートを見ながら詳細に売買のポイントを解説していくものです。テキストでは、矢口新が解説の際に述べた、特に覚えておきたい言葉のみをピックアップしてご紹介します。「手法」に関しては動画でお学びください。(動画時間:43分)

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・1分足のトレードも、慣れてきたら他の作業をしながらでも可能だ。必ずしもマルチスクリーン(複数モニター、複数PC)が必要というわけではなく、同じモニターの端で最新のローソク足数本が見えるようにしていればよい。複数モニターだと散漫になりがちだが、同じモニターであれば常にチャートが視界に入るところが利点だ。もちろん複数モニターでも良いが、ひとつのモニターだけでも他の作業をしながら充分に1分足トレードはできるということ。

自身のイメージどおりの展開が続いている間は、基本的にはトレードを続ける。イメージから外れてきたら、私は無理しないでトレードをやめる。もちろん、波動や値動きに慣れる段階ではそのようなところも無理して、運転に例えれば悪路でも雪道でも走らないと上手くはならないが、ある程度慣れると、あえて悪路や雪道を選ぶ必要性を感じなくなってくる。

イメージどおりの展開が続いている間だけトレードをすれば、1回のトレードは基本的に数十分~1時間もかからず終わるので効率的だ。短い時間でも金額さえ増やせばしっかりと利益にもなる。

・繰り返し伝えるが、ロング(買い持ち)の状態で高値が切り上げている、安値も切り上げている状態では何もすることはない。高値安値ともに切り下げて初めて注意しなければならない(ショートの場合は逆)。

・例えば急激に上昇したあとに上ヒゲが伸び始め、それがずっと前の高値に近いから一旦利食うというやり方も臨機応変なやり方として有効だが、私が皆さんにお伝えしているのは、そういったやり方ではない。「この辺まで来たから利食いしよう」という感じは絶対に持たず、実際に高値安値の切り上げや切り下げが起きるなどの合理的な手がかりがあって初めて動く。そのうえ、兆候が見えてから次の足を待つので焦ることもなく、のんびりしていていい。つまり、私のお伝えしているトレード方法は瞬発力や感覚に頼らないので誰にでもできるということ。

・この動画は1分足での実演だが、このトレード方法は1時間足でも日足でも月足でも、どの時間足にも当然使うことができる。ただ、1分足は夜寝ている間に放置するようなリスクをとらずに済むという点でも優れている(※短期トレードにはFXが向いている)。

・1時間足以内であればどの足でもやりやすいものを使えばいい。1分足に比べると5分足は「だまし」的な動きが少なくやりやすい。1分足のメリットは、とにかく多くの波動が見られるということで、「こんな動きの後はこうなるのか」「こういうようなところを抜けると予想もつかないような動きになるのか」といったことを1分毎に、60本もの足を1時間で通して俯瞰的に見られるというのは大きな利点だ。5分足であれば1時間は12本なので波動的なものが見えず、どうしても5時間や10時間などの勝負になってしまう。つまり、できるだけ多くの波動のなかでトレードをするという練習段階であれば1分足がおすすめだ。ある程度自信がついて、「こういうやり方をやれば、取ったり取られたりしながらも、きちっと残せるんだ」というような確信を持てたら、5分足でも10分足でも、自分にやりやすいようなローソク足を使って金額を増やしていけばいい。

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