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クリエイターへの敬意と感謝、どう伝える? トレンド・プロが大切にする精神『青ペン主義。』とは

​​会社やサービスをPRしたい、商品の販売促進に使いたい、啓発メッセージを伝えたい・・​

企業様のさまざまな目的に活用されるマンガ広告。

チラシやパンフレット、インターネットなど、いろいろな場所でみなさんも一度は目にしたことがあると思います。

​​では、マンガ広告がどのような流れで制作されているかをご存じですか?​

​​制作の大まかな流れとしては、以下の通りです。​

​​STEP 1 ヒアリング​
​​STEP 2 企画・構成
​​STEP 3 下書き作成​
STEP 4 仕上げ​
STEP 5 納品​

マンガ広告制作の大まかな流れ

マンガ広告の制作を希望する企業様、その目的や想いをヒアリングし設計図をつくるトレンド・プロ、そしてそれを形にする漫画家さん。
この3者の協力関係により、マンガ広告は出来上がっているのです。
 
トレンド・プロでは、現在約2,000名の漫画家さんにご登録いただいています。マンガ広告制作は、漫画家さんの力がなければ成り立ちません。
 
しかし、ただ企画・構成を指示するだけでは質の高いマンガ広告になりません。お互いに良い関係性を築き、漫画家さんに心地よくお仕事してもらうためには、コミュニケーションが大切です。
そこで今回の記事では、トレンド・プロが実践している『青ペン主義。』についてご紹介します!

『青ペン主義。』とは?

トレンド・プロ独自の取り組みである『青ペン主義。』。
編集業界では「赤ペンを入れる」という言葉をよく使いますが、
これは原稿の誤字脱字や誤りなどをチェックする(=校正する)際に赤色のペンを用いることが多いことから、

「赤ペンを入れる」=「校正・添削」

の意を表すとされています。
 
では、赤ペンに対して「青ペン」は何を意味するのでしょうか。
 
『青ペン主義。』とは、『クリエイターの仕事に敬意と感謝を示す精神』
トレンド・プロを象徴する大切な文化です。
 
この考え方が浸透したきっかけは、とあるインターン生のエピソード。
マンガ原稿のゲラ(チェック用の試し刷り)に、修正指示の赤ペンだけでなく、青ペンでなにかを書き込む先輩社員がいました。

その姿を見たインターン生が、いったい何をしているのかと尋ねると、漫画家さんの仕事を讃える『感謝のメッセージ』を青ペンで書いていることがわかったのです。
 
先輩社員の『褒める姿勢』に惹かれ、共感した彼は、数多の選択肢がある中でトレンド・プロへの入社を決めました。
 
このエピソードに、当時の岡崎社長が感動!
『青ペン主義。』を浸透させる活動を始めるきっかけとなりました。 
 
原稿が赤ペンだらけだと、漫画家さんもうんざりしてしまいます。さらに、マンガ広告は作家名がなかなか表に出ないため、読者の感想が漫画家さんに届きにくいという側面があります。
 
修正指示や注意書きばかりに終始するのではなく、漫画家さんの仕事をしっかりと讃えて感謝する。その結果、漫画家さんのモチベーションが上がり、質の高い作品の制作につながります。

漫画家さんに、気持ちよく描いてもらいたい──
『青ペン主義。』は、そんな精神を象徴するトレンド・プロの文化なのです。

実際の青ペンの例をお見せします!

ではここで、実際にトレンド・プロの社員が青ペンでどのようなコメントを入れているのか、一部を特別にお見せします!

【1】

こちらは「手術室、ていねいに描いていただきありがとうございます」というコメント。
機械が溢れている手術室や工場、また生徒の多い学校といったように、描き込まなければいけない要素が増えれば増えるほど作画にかかる手間も時間も増えます。
そのため、お忙しい中でも細部まで丁寧に描いてくださる漫画家さんにお礼を伝えたいという気持ちで、コメントを添えました。

【2】

次は「本人にすごく似ています。特徴をとらえていただきありがとうございます」とのコメント。
実在する人物をマンガに登場させる場合には、もちろんご本人に似ているかどうかも大切なポイントとなります。
漫画家さんの特徴を捉えてご本人に似せて描く技術は、さすがとしか言いようがありません!


また、このほかにも言葉では表現し切れない溢れる想いを「^^」の顔文字やキラキラマークなどの絵文字に乗せて青ペンを入れるスタッフも。
各々個性を交えながら、青ペンを通した漫画家さんとのコミュニケーションを楽しんでいます。

あなたの心にも“青ペン”を

『青ペン主義。』は、漫画家さんとのコミュニケーションのみならず、社員同士やお客様との関係性にも活かされています。

トレンド・プロでは、社員同士で相手の『いいところ』や『素晴らしい行為』を讃えて感謝することが日常的に行われています。そして社員たちのそんな姿勢が、お客様への敬意と感謝に自然とつながり、お客様から高い評価をいただいています。
 
リモートワークの浸透やSNSの発達、働き方に対する考え方の多様化など、さまざまな背景からコミュニケーションの形が大きく変化している今の時代。従来通りのコミュニケーションができず、ビジネスにおける関係性づくりが難しいと感じている方もいるのではないでしょうか?

でも、ちょっとした工夫で関係性は変わるもの!形がどのように変わろうとも、伝える力や聴く姿勢といったコミュニケーションの基本要素は変わりません。
心に“青ペン”を持って接する。
そんな精神が、あたたかい気持ちでコミュニケーションをとるための第一歩となるかもしれません。

まとめ

トレンド・プロ独自の取り組み『青ペン主義。』はいかがでしたか?
 
クリエイターの仕事に敬意と感謝を示すことが、モチベーションの向上や良好な関係性、質の高い作品の制作につながっていくという『青ペン主義。』の精神。
“クリエイターさんに前向きに取り組んでいただけるためのノウハウ”として参考になれば嬉しいです!
 
トレンド・プロは、お客様、漫画家さん、そして社員間でのコミュニケーションを非常に大切にしています。
高い効果を持つマンガ広告をただ制作するだけではない、『青ペン主義。』のようなあたたかい文化が根付いているのは、トレンド・プロならではの強みであり、魅力でもあります!
 
トレンド・プロのHPでは、『青ペン主義。』についてマンガでわかりやすく知ることができます。

また、『青ペン主義。』のエピソードが紹介されている書籍もありますので、そちらもぜひご覧ください!


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