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自分軸とはバイアスである

才能プロファイラーのひろたです。

2023年の初投稿は、自分軸や判断軸をテーマに書きたいと思います。

皆さんも“自分軸で生きよう”とか“判断軸を持とう”といった話、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
そもそも、自分軸や判断軸とは何でしょうか?

私は、『自分が最も人生で大切にしている価値観』だと思います。
才能心理学ではこれを【コア・コンセプト】と呼びます。

自分軸や判断軸をテーマにすると、そのメリットにフォーカスされることが多いのではないでしょか?
今回はメリットではなく、注意すべきポイントにフォーカスしたいと思います。

今日の結論です。
自分軸とはバイアス、つまり思考の偏りである事を理解しましょう。

私が才能プロファイラーへの一歩を踏み出した時、最初に師匠にされた質問があります。

「あなたが応援したい人はどんな人ですか?」
「応援したくない人はどんな人ですか?」

私の【コア・コンセプト】にまさにピッタリ当てはまるモノがあったので、私は迷わず答えました。

すると、師匠は
「それがあなたのバイアスです。」
とおっしゃいました。

ハッとしました。

自分の子供で考えてみると分かりやすいと思います。
幼稚園で周りのお友達は外で皆一緒に遊んでいたとします。
もし、自分の子供が一人教室で絵を描いていたらどうでしょう?

私は才能心理学を学んでいなかったら、
「絵は家でも書けるから、せっかくだから外で皆と一緒に遊んだら?」
と声をかけたのではないかと思います。
つまり、友達の輪に加わらず、一人教室で絵を描いていることをネガティブに捉えたと思います。

それこそが、自分の経験から形成された価値観によるバイアスなのだと思います。

皆さんは、いかがだったでしょうか?

自分軸つまり【コア・コンセプト】は、価値観の中でも『自分が人生で最も大切にしている価値観』なのでより強い思い、拘りです。
意思決定、取捨選択の判断基準としては優秀で便利です。

しかし、同時にそれは強いバイアスであることを自分で理解しておく必要があると思います。
それを理解していないと暴走させて、人に押しつけてしまう可能性がある。
そう思うからです。

実際、私も子供に対してやってしまうことが多々あります。

しかし、自分自身でバイアスがかかっていることを理解しておくと早い段階で気づいて戻すこと、修正することができます。

あなたにもある様にその人にもその人の自分軸があるということは意識し過ぎているくらいで調度良いのかもしれませんね。
人に対して自分はどんなバイアスがかかっているのか。
それを知れることも自分軸つまり【コア・コンセプト】を知る大きなメリットの1つなのかもしれません。


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