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Yoshidaの個人的な体験

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2020年9月の記事一覧

「基礎から学べる切削加工」とか「まるわかり金属材料」みたいな本のおかげで、素人の僕でも自習で知識を身につけられた。製造業には先人の知識を整理した資料が既にたくさんある。 知識が体系化されていることは本当に素晴らしいし、この素晴らしさが業界関係者にも伝わるといいな。

思考の次元とnote記事作成にかかる時間

Yoshiです。 定例となったnoteのマンスリーレビューをさせていただきます。 note開始5ヶ月終了の振り返りになります。 この1ヶ月間は、久しぶり読書感想文の投稿が多めでした。 大分前に読んで「いつか投稿しよう!」と思っていたものの、記事にできていなかったネタをまとめられてうれしかったです。 転職や異動後の処世術をまとめた『The First 90 Days』。 組織改造に向き合った体験記『ザ・会社改造』。 そしてしくじり起業体験記『社長失格』。 無事に

古代の英雄、蕭何に学ぶバックオフィスの働き方

司馬遼太郎による小説『項羽と劉邦』は、ビジネスの教材としてもよく使われる。古代中国を舞台とした物語ではあるが、現代日本のビジネスにも通じる部分があるからだ。 マネジメントやリーダーシップをはじめ、人望論や成績考課なども含めた組織運用について、項羽と劉邦という全くタイプが異なる英雄の対比を通して学ぶことができる。 今回は漢の初代皇帝となった劉邦に仕えた蕭何を題材に、バックオフィスの働き方について考えてみたいと思う。 蕭何とは 蕭 何(しょう か、? - 紀元前193年)は

『社長失格』しくじり起業家の独白

人の成功談を聞くことは有意義だが、失敗談からも学べることも大いにある。 今回紹介する書籍は『社長失格』。1998年、ITバブルを背景に倒産したハイパーネット社について、その創業者である板倉雄一郎氏が語ったしくじり体験記だ。 『社長失格』板倉雄一郎 著 ニュービジネス大賞を受賞までした著者が、そのわずか2年後に倒産を経験する。本書では、起業→絶頂→崩壊の一連の流れを畳みかけるように綴られている。 読者の視点としては、倒産するという結末が最初からわかっているだけにスリルが