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コンサルファームに転職して横文字を使わなくなったかわりにコンサル用語を覚えた

こんにちは。

意外な話かもしれませんが、私はコンサルファームに入ってからは以前と比べて横文字を使わなくなりました。

これは、コンサルファームがどうという話ではなく、私の労働環境の変化によるものだと感じています。

横文字って?

・イニシアチブ
・イシュー
・インタクティブ
・オーサライズ
・クライテリア
・コンフリクト
・シュリンク
・スキーム
・フィージビリティ
・プライオリティ
・ペンディング

https://itconsultant-dictionary.com/consultant-word-common/

たとえばこいつらです。
上記のサイトから、前職では息をするように使っていたのに今は文字を見ないと思い出せないような単語を抜粋してみました。

今でも意味はわかるし、使おうと思えば使えますけど使う気しないです。

なぜ横文字を使わなくなったのか考えてみました。

労働環境の変化①:クライアントとする相手が変わった

前職ではSIerをお相手にしていたため、横文字に比較的強いおじさま方が多かった記憶です。
むしろ、お客さんの方が横文字好きだったんじゃないかと思うくらい。

一方で、参画中のプロジェクトでは非IT系(金融)のクライアントと日々会話をしています。
「相手にわかりやすく伝える」というのは、コンサルティングスキルの基礎のひとつです。自然と横文字離れが進んでいきます。

労働環境の変化②:一緒に働くメンバーの年齢が高くなった

私がいま参画中のプロジェクトは自社メンバーが数十名常駐しており、比較的規模が大きいのですが、その半数がMup(エムアップ)という少し変わった特徴を持っています。

数年〜数十年コンサルタントを経験している人たちは、コンサルだから横文字を使わなきゃ!という焦りを感じる必要もなく、落ち着いてわかりやすい言葉で会話しているので、その影響を少なからず受けているのだと思います。

労働環境の変化③:営業活動から離れた

いわゆる提案活動と呼ばれる、新規または既存のクライアントからお仕事の機会をいただくために行う営業活動では、比較的トレンドワードや横文字が飛び交っているイメージです。

前職ではプロジェクトをまわしつつ、こういった提案活動にも関わっていたため頻度は低いながらも定期的に横文字に触れていました。

いまはプロジェクト活動に専念しており、一切の提案活動も行っていないため前線から離れてしまった感があります。
(感覚が残っているうちに提案活動に積極的に関わっていきたいと思います)

おまけ:代わりに習得した言語:コンサル用語(?)

Mup
アベ
ケイパビリティ
チャージ
オファリング
ファシる(動詞なのがポイント)
MECE大丈夫?(自然に使うのがポイント)
論点
事業会社
Appendix
示唆
文脈(ただの流行り言葉かもしれません)


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