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好きな音楽の話だとかルーツだとか
ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴く環境を手に入れた小学生の頃から、曲を聴く際にボーカルの声や歌詞よりもそれの後ろで鳴っている楽器の音に耳を傾けるようなタイプだったと記憶しています。
後ろの音数が多ければ多いほど聴き込むたびに色々な音を発見できて楽しいし、音数が少なくリズムもゆったりめな曲は聴いてて退屈だなぁと思ったり。
思えば言葉や文章を読み解き行間を読んだり考察するのが苦手な子供だったので(大人になった今もそうなのですが………)、そもそも歌詞を意味のある文章ではなく音の一部として捉えてた節があります。
まぁ普通に声あんまいらね~~~歌詞の意味とか興味ね~~~って感じだったのですが。
そういう訳でふとしたきっかけで聴いた東方Projectの『U.N.オーエンは彼女なのか?』にいたく衝撃を受け東方原曲を片っ端から聴くような中学生活を送り、これまたふとしたきっかけで聴いた音ゲーの『FLOWER』にいたく衝撃を受け音ゲー楽曲やゲーム音楽を漁る高校生活を送るなどインストゥルメンタルな音楽に傾倒したのもある意味必然だったのかもしれません。
おおよそ2分の尺に詰め込まれた目まぐるしい展開、ピアノやシンセetc…が織り成す音数の暴力!
声あんまいらね~~~歌詞の意味とか興味ね~~~な自分にとっては東方原曲や音ゲー楽曲はまさに求めていた音楽そのものでした。
ここまで書いといてアレですが決してボーカル曲を毛嫌いしていたわけではなく、なんならIOSYSの東方アレンジは好き好んで聴いていたしそこからアルバトロシクスに辿り着いたりしてました。東方Projectにドハマりしてた当時はあまりボカロが好きではなかったのとカゲプロ全盛期世代だったため逆張り気質が発動したとも言えます。
アルバトロシクスはいいぞおじさん「アルバトロシクスはいいぞ」
閑話休題。
父親の車にカーナビが搭載される前、父親が車内でよく流していた音楽がありました。
TVで聴いたことのある流行りの邦楽でも洋楽でもなく、でも時々英語の歌詞があったりなかったり、ポップスでもロックでもクラシックでもない音楽でした。
当時は幼かったのもあり何か不思議な曲だな~と思いながら聴いていたのを覚えています。
大学生になりゲームセンターで音ゲーをし始めた頃、特に弐寺の1桁ナンバリング時代の激シブ曲に触れるようになってから「なんかこんな感じの曲聴いたことある気がする………!」と思うことが多々ありました。
記憶を辿り、その既視感に合致したのが先述の「父親が車内で流していた不思議な音楽」だったのです。
後日父親にそのことを訊ねるとテクノ・ハウス系統の曲を好んでかけていたと返され(ついでに父親もビートマニアを知っていたことが発覚しました)、やっぱり弐寺初期の激シブ曲に覚えていた既視感は間違ってなかったんだなぁと納得し、わたしがインストゥルメンタルミュージック(というか弐寺を中心とした音ゲー曲)好きなのは幼少期から刷り込まれてたからでは?そもそも胎教音楽がこれだった可能性もあるのでは?説も浮上しました。
何にせよ、インストゥルメンタルとは何なのかを理解する前からその系統の音楽をよく聴いていたことが発覚したわけです。
これは最近(CHが最近………?)の好き弐寺ミュージックです。
好みだとかルーツだとか、自分を構成する要素を紐解いたり掘り下げると幼少期の体験に辿り着くのってあるあるだと思うのですが、正しくそれを経験したため備忘録としてしたためてみました。というか何かnote書きたいな~と漠然と考えてたときにちょうどこれを題材にしたら1本書けるんじゃね?と思い至ったのもあります。
書きたいことは割とあるので今後もnote書いていこうかな。そんな記事でした。
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