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【救国のスネジンカ】シリーズ続編として理想的なパワーアップ【ゲーム感想】

こんにちはtozicaです。
今日は日曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

救国のスネジンカ をクリアした

先週くらいに発売した本作。
前作の「溶鉄のマルフーシャ」も面白かったので、発売してすぐに購入してちびちび遊んでたんですけど、先日Steam実績をコンプしました。

面白かった~!

そんなわけで、今日はこのゲームの感想を書こうと思います。
ストーリーの直接的なネタバレとかはしないですけど、仄めかすくらいのことはするので、何も情報を入れずに遊びたいという人はこんな記事読んでないで早く購入して遊ぼうね。

拠点防衛型シューティング

ジャンルとしては拠点を防衛するタイプのローグライト型シューティングですね。
WASDでキャラを移動して、マウスで照準を選んで撃つ。
それで拠点に襲ってくる敵を撃って破壊していくんですけど、敵に拠点を破壊されるとゲームオーバー。
それで100日間防衛しきればゲームクリア…というのが本作のメインモードになっています。

ストアページより引用。

ローグライト要素としては、毎日防衛に成功するごとにランダムな報酬がもらえるので、それでキャラを強化していきます。
仲間を雇用したりとか、武器を買ったりとか、パラメーターを上げたりとか。

ストアページより引用。

続編として理想的なシステム改善

基本的なシステムは前作「溶鉄のマルフーシャ」とほぼ一緒なんですけど、細かいところでパワーアップしてて良かったですね。
代表的なところだと、以下の4つ。

まず一つは、使い切りアイテムだったガジェットに、クールタイム付きで無限に使える「青ガジェット」が追加されたこと。
クールタイムが短めでぽんぽん使えるものや、クールタイムが長めだけど超強力なのでいざというタイミングで使うものなど、どのガジェットを持ってるかによって戦略がかなり変わってくるのが良かったですね。

2つ目は、前作で地味だったパラメーター「集弾性能」「弾丸速度」が廃止されて、新たに敵を押し返す能力値である「プッシュパワー」と、前述の青ガジェットのクールタイムを短縮させる能力値である「青色ガジェットクールタイム」が追加されました。
廃止された2つのパラメーターはどちらもあまり戦局に影響しない外れパラメーターだったので、廃止したのは正解だと思うし、新たに追加されたパラメーター「プッシュパワー」は値の高低で如実にプレイ感が変わってくるので、面白かったです。
特に、自爆型のエネミーが拠点に辿り着く前に撃破できるかは、このプッシュパワーの値が重要だなぁって思った。

3つ目は、マウスの右ボタンを押すことで「移動が遅くなる代わりに集弾性能を高める」という操作が追加されました。
前述のパラメーター「集弾性能」が廃止されたのはこの操作が追加された影響もあるのかも。
これにより、弾を一箇所に集中させて撃つか広範囲にばら撒くかの戦術がプレイ中に選択できるようになったので、各ステージにおけるゲームの戦略性が増したように感じます。

4つ目は、武器の種類が大幅に増えました。
前作と比べると3倍とか4倍ぐらいになってる気がする。
前作だと武器の種類が少ない上に、強い武器と弱い武器が割とはっきり分かれていて、明確な外れ武器・当たり武器が存在してる感じだったんですけど、今作だと割とどの武器もちゃんと強みがあるので、全体的なゲームバランスはすごく良くなってる気がしましたね。

かわいそうな女の子はかわいい

「最悪な共産主義国家で兵士として使い潰されるかわいそうな女の子」を描いてきた前作ですけど、本作でもそこは健在でした。
前作と比べて仲間キャラとの交流イベントが増えたので、スネジンカと仲間との関係性により強く感情移入できるし、その上でかわいそうなエンディングを投げつけられるので、心がズタズタになる。最高。

個人的には、ストーリーモードのノーマルルートの最終盤、仲間が負傷しながらもスネジンカを援護してくれる、っていう場面があるんですけど。
ステージが進行するごとに仲間の口数が減っていくのがすごくかわいそうで良かった。
最終的に何も喋らなくなって援護射撃も何もされなくなった時の諸行無常感が、すごく命の灯を感じたし、この簡潔な演出でここまで感情を揺さぶれるんだなぁって思って、ゲーム制作者としてもすごい刺激を受けましたね。

トゥルーENDを見たあとにエピローグが追加されるんですけど、とても続きが気になる感じでワクワクしたし、本作で唯一の、望みが感じられる結末で良かった。
次回作も楽しみ。

ダチカちゃんはかわいい!!!!!!!!!

まとめ

そんなわけで、続編として非常に理想的な作品だなぁと思いました。
未プレイの方はぜひ前作「溶鉄のマルフーシャ」も合わせて遊んでみてください。

おしまい。

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