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SANABI クリアした【ゲーム感想】

こんにちはtozicaです。
今日は水曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

昨日「SANABI」をクリアしたのでその感想を書きます。
なお、ネタバレしちゃうと面白さが半減しちゃうタイプのゲームだと思うので、本記事では極力ネタバレはしないです。よろしく。

SANABI をクリアした

というわけで、数日前に買って空き時間にちょっとずつ遊んでた「SANABI」なんですけど、終盤の怒涛の展開についついコントローラーを手から離すことができなくて、昨日一気にクリアまで遊んじゃった。
全体のプレイ時間としては9時間くらいでクリアという感じだったんですけど、いやぁ…めちゃくちゃ良いゲームだった…。

なんといってもねー、ストーリーがめちゃくちゃ良かったですね。
次々に出てくる謎。終盤に明らかにされる驚きの真実。
それらが最高に美麗なピクセルアートに載せてお出しされるので、最初から最後までどっぷり楽しめました。
特にエンディングはめちゃくちゃ良すぎて、ぼろぼろ泣いちゃった…。

もともとは日本語訳がだいぶ微妙で、そこのせいでちょっと評価が下がってる点もあったらしいんですけど、今年の2月にアップデートが入って翻訳も改善されたそうなんですよね。
実際、今回わたしが遊んでる限りでは翻訳で気になる部分は殆ど無かったので、翻訳についてはもはや全く心配する必要が無いんじゃないかな、と思ったり。

アクションについても面白かったなぁ。
グラップリングフックを使った、いわゆる「海腹川背」的なアクションゲームなんですけど、フックの照準に割と強めにアシストが効いてる感じの操作性なので、ちょっと慣れればかなり気持ちよく動かせる感じ。
ゲームが進むごとにちょっとずつアクションが増えていくんですけど、そこにちゃんとストーリー的な意味を持たせてるのも良かった。

あとは、さっきもちょっと書いたんですけど、ドット絵がめちゃくちゃ綺麗で最高でしたね。
背景は緻密なドット絵で描かれてて、キャラクターは解像度低めだけどゴリゴリ動くドット絵で描かれてて、全体的にポストエフェクトが効きまくってる…っていう、すごく現代的かつ高クオリティなピクセルグラフィックだったし、それがストーリーの演出としてすごくハマってた。

微妙だったところ

全体としてはめちゃくちゃ大満足だったし、自信を持ってオススメできるゲームではあるという前提の上ではあるんですけど、ちょっとレベルデザインについては微妙な部分もちょこちょこあったなぁ…という気がしますね。

というか、中間ポイントの配置が割とまばらというか、変に偏りがあった気がする。
ポイントとポイントの間に初見殺しっぽいマップが何個かあって、次のポイントに辿り着くまでに何回も同じマップを攻略させられたり。
まぁ…高難易度アクションだと思えば、ある程度は納得できないこともない範囲ではあるんですけど。

あとは、難易度設定が一応あって、わたしはゲーム開始時に選択可能な中で一番難しい《veteran》で遊んでたんですけど、これ説明を読む限りだと、キャラのHP自動回復しか変わらないんですよね。
その割に即死トラップが割と色んなところで出てくるので「これ難易度設定…意味ある…?」ってなったりした。

特に中盤くらいのボス戦に「ランダムに出てくる空中足場+落ちたら一撃死」みたいなのがあって、そこは流石に理不尽さを感じちゃったなぁ。
その時々の運によって偶に絶対不可避の死が訪れるようなバランスになっちゃってたので、足場の挙動をもっと規則的にするか、落ちてもライフ一個失うくらいに留めておくべきだったんじゃないかなぁって思う。
というか全体的に後半のボス戦はゲームバランスが理不尽寄りだったな…。

SANABIをやれ

そんなわけで、ちょこちょこ気になるところはあれど、全体としては非常に満足できるゲームでしたね。
この満足度で1500円は破格なので、みんな遊ぼう。

良くも悪くもインディーゲームでしか出来ないシーン

おしまい。


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