【映画感想】8ケ月でオリジナルアニメ映画を作れ!「劇場版SHIROBAKO」
いつも読んで頂きありがとうございます。とぜです。
気付けば早いもので、アニメ「SHIROBAKO」の放送終了から約5年たったわけですよね。
アニメ本編の記憶に自信がなかったので、とりあえずアニメ最終話を復習してから視聴してきました。
★ざっくりとしたあらすじ
舞台はアニメ本編終了後から4年後、2019年の武蔵野アニメーション。
現在の武蔵野アニメーションは、その4年間の間にあった事件により、両手で数えられるほどの人数しか残っておりませんでした。
作中では、アニメの制作本数も年々少なくなっており、武蔵野アニメーションの未来も絶望的です。
そんな中、オリジナルアニメ映画の製作を依頼していた会社から連絡が入り、公開まで8か月しかないのに全く手が付けられていない現状を突き付けられます。
スケジュール的に無理があるのは明らかな中、主人公の宮森あおいが中心となり、かつての武蔵野アニメーションのメンバーを集めオリジナル映画の完成を目指します。
★感想
アニメ開始直後、かわいくデフォルメされたSDキャラ達でアニメ本編のざっくりとしたおさらいがあります。加えて、作中人物が登場するときに名前と役職(監督、原画、作画監督等)が表示されるので、始めて見る人でもどんなキャラクターなのかわかりやすい作りになっているように感じました。
基本的に会話劇で物語が進みますが、途中でミュージカル要素が入ったり等、映画として単調に感じさせない要素が随所に盛り込まれていました。中でも、元々制作を依頼していた会社の社長に突撃するシーンがあるのですが、忍者アクション風に描かれており、ギャグとシリアスを両立させているのが良かったです。
とはいえ、もともと2クールかけて描かれていた作品だけに登場人物が多く、新キャラの宮井楓がいいキャラしていただけに、もっと彼女の出番が見たかったなという気持ちにさせられました。
終盤、完成した映画のラストシーンに納得してない監督に、一同が意を決して、作り直したラストシーンが描かれるのですが、その対比だけで武蔵野アニメーションのスタッフたちの努力や熱意を感じとることが出来て、涙がボロボロ流れました。
アニメの面白さを120%マシマシにしたような作品で非常に良かったです。
気になった人は是非映画に足を運んでみてくださいね。
★こんな人におすすめ
・アニメSHIROBAKOを見た人。
・アニメSHIROBAKOを見ていなくてもアニメそのものが好きな人。
・今のままで自分はいいんだろうか?と思ったことがある人。
★終わりに
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