【アニメ感想】ソルベット王国編は何故面白くなかったのか考えてみた「アイカツフレンズ」

いつも読んで頂きありがとうございます。とぜです。

アイカツ大好きですが、フレンズは1年目の最終話までは良かったものの、2年目のアイビリーブの話に焦点が置かれた1クールは楽しめませんでした。

アイビリーブが嫌いかのように受け取ることができてしまう文章でもありますが、そんなことはありません。天翔ひびきもアリシアシャーロットも私は好きです。

キャラクターとしては好きなのに、それならなぜ、私の心はソルベット大国編で、著しく冷めてしまったのか。それをずっと考えていました。

そして、ひとつの答えが出たので、今回はまとめてみようと思いました。

★ざっくりとしたソルベット王国編の説明

アイドルとして高みを目指し続ける天翔ひびき、それとは対象的に、国を導くためアイカツをしている場合などないアリシアシャーロット、この二人のフレンズ(2人ユニット)再結成がソルベット大国編の目的になっています。

本当はアイカツをしたいが、国が傾いている中、王女という立場もあり、口が裂けても本心を言えないアリシア。

ひびきはアリシアの事情を深く考えず、自分の力が無いからアリシアがフレンズを解消したと、思い込み、何度断られても自身のレベルを上げ、アリシアにフレンズ再結成を申し込みます。

アリシアはひびきの力が足りないとフレンズ再結成を断り続けますが、ひびきは折れることがありません。

そんな二人の気持ちのすれ違いを描いた物語でした。

最終的にフレンズを再結成することになるのですが、その過程が私は解せませんした。

★相手の望みを叶えるためなら嘘をつくことは許される?

物語の途中、アイドル活動(以下アイカツ)の文化の無いソルベット大国で主人公たちのフレンズ、ピュアパレットとその先輩フレンズ、ラブミーティアはアイカツを布教する活動を行います。

しかし、アリシアに見咎められ、アイカツの布教を中断させられます。

このままではソルベット大国のみんなにアイカツを布教出来ないと考え、出した結論がアイカツをアイカツと言わず、その実態だけ布教する活動に打って出たのです。

私はそのシーンをみて、次のように感じました。

人肉は美味しいが実態を教えると誰も食べてくれないから黙って食べさせようとしている食人鬼の様子であると。

どんなに相手が望んでいたとしても、嘘をついた時点で「後ろめたいことをしている」と、受け取ることができてしまいます。

あえて嘘をつかなくても、1クールもの時間が割り当てられていたのですから、最初は住人に理解されなくとも、徐々にアイカツを理解してもらうよう描写することもできたと思います。

しかし、それをせず、アリシアがアイカツ復帰をする際の最後のひと押しも、国民総出で付いた嘘によるものでした。

優しい嘘でみんな幸せになったからいいかもしれませんが、ターゲットである女児を考えたとき、女児Aと女児Bがいたとして、AがBに自分の好きなものを相手に好きになってもらうために嘘をつき、それで好きになってもらったとして、それは本当に幸せなことなのでしょうか?

もしかしたら、相手の気持ちを踏みにいじる行為かもしれません。

以上のことが気になり、私はソルベット王国編を純粋に楽しむことができませんでした。


★終わりに


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