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探索の記録(コンテンツの感想)

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映画、音楽、アトラクションなど様々なコンテンツに対する感想記事です。
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#いまから推しのアーティスト語らせて

何故ジェットコースターは楽しいの?

ジェットコースターが楽しいのは何でだろう…?そんなことを<物語構造>をキーワードに考えてみた。そして、<スプラッシュマウンテン>の凄さを知るのです…。 ジェットコースターを眺める日々に…今年の3月のこと。僕は、遊園地のおにいさんだった。バイトとしてね。仕事としては、ジェットコースターの安全バーを上げたり下げたり、「いってらっしゃい」と手を振ったり、そんな感じ。その日、ジェットコースターの担当になると、1日中ジェットコースターを見ていることになる。ジェットコースターと言えど、

友達ではないけど

10月の僕を最大限に肯定してくれた曲が何かと問われれば、チャットモンチーの 砂鉄であると迷いなく答えるだろう。 この曲と2019年10月は、僕の<友達>という概念への解像度を一つ上げてくれた。単純な友情でもない、でもただの仲間でもない、そんな曖昧な関係をお茶を濁すように僕は全て<友達>と呼んでいた。だけど、その<友達>という関係ひとつひとつは全く違うもので、それを一括りにするのは無謀だった。そんな中、僕の中の特に曖昧な部分の感情をズバリと言ってくれたのが、砂鉄、このタイトル

リョクシャカ旋風に乗り遅れるなッ!!

はい、ということで、遂に<緑黄色社会>さん、ゴールデンタイムのドラマ<G線上のあなたと私>で主題歌ですよ!!<sabotage>!緑黄色社会うれしいね♪ ということで、ドラマを見てきたあなたも、見ていないあなたにも、緑黄色社会の魅力とおススメ曲BEST5を皆さんに押し付けたいと思います!ということで、書き手は、昨年大学祭にリョクシャカを呼んでしまうくらいリョクシャカ好きなとザルです♪ ってことで、暑苦しいけど、スタート♪♪ 僕は、ずっとリョクシャカ来る、リョクシャカ来るっ

夏空と交差点

Galileo Galilei の<夏空>という歌に出会った日から、 よく頭を巡るフレーズがある。それが、1番Bメロのこの歌詞。 僕らは常に変わっていく。色々な経験をし、コンテンツを貪り、どんどん新しい価値観に更新されていく。それは、アーティスト側も同様で…アーティストも、色々な経験をし、コンテンツを貪り、どんどん新しい価値観に更新されていく。だから、<本当に好きだ>と言えるタイミングって本当に短い期間なのかもしれない。 一度好きになったアーティストの曲は、好きなので追う

今こそPUFFY

言葉がリズムに乗せてギュッと詰め込まれたボカロ曲、踊り出したいビートを刻むダンスミュージック、高音ボーカルが高らかに鳴り響くJ-Rock、複雑に音が絡み合う壮大なアレンジの曲たち。 僕はそんな今の日本の音楽たちのことが大好きだ。あの手この手で楽しませようとしてくれる。 でも、その早さや目まぐるしさに疲れちゃったりしませんか。 そんな今こそPUFFYを聞こうよ。 20代の大学生は気付いてしまったんです、PUFFYはいいぞ、と。とりあえず、つべこべ言わず〈渚にまつわるエトセ

ネクライトーキーと小学生のワクワク

小学生の頃、一番ぼくらをワクワクさせた天気は、雨上がりの虹でも、秋晴れでもなく、台風だろう。学校が休みになるかもしれないし、早く学校から帰れるし、街の中から人が消えるし、もしかしたら停電とかしちゃうかも?木が倒れてる通学路も冒険の舞台だ! 今、冷静に考えると結構災難だし、てか、最近の台風はどうにも威力が強すぎて恐怖しか抱かないけど、まぁ、当時台風は、非日常をもたらしてくれるワクワクする天気であったのは事実だ。 そんな台風の良い側面(?)だけをギュッと詰め込んだ最強のノスタ

MOOD

今日の気分は、LUCKYTAPESのMOODだ。 オシャレな雰囲気の曲調に気分が乗ってくるのももちろん楽しいけど、それだけじゃない。 初手で世界観に引き込まれる。 <ここまでは>って言葉に、いつの間にやら自分を重ねて、<金も名誉も>で、自分のことだと確信させるから、<死にたい>まで納得させる雰囲気がある。そんな気がしてくる。そこまで捕らえられたら、もう虜だ。 この曲の、わがままを並べているような、冷静に自分を客観視しているような、自分のことが好きなような、本当は嫌いな

おーい兄ちゃん はだぁれ?

黒いギターを抱え、鋭い目つきでこちらを睨みながら、叫び、頭を振り、ギターをかき鳴らす、そんなカノエラナに一目惚れしました。くそカッコええ。言いたいこと全部言ってくれる、噛みつき気味のカノエくん、まじカッケェ。そんな2年前。 カノエくんの曲を聴きながら、歌いながらかなりストレスを発散してた。苦手な人のこと思い浮かべながら聞くとカノエくんが出てきて噛み付いてくれるんだ。この曲をカラオケで全力で歌うと本気でストレス飛んでって、マジ超気持ちいい。斬新な歌詞だもんね、サビ。 マジで

夢の続き

熱くロックなイントロから醒めて、女声で開口一発こう問われて、痺れた。その瞬間、もうこの曲が好きなことが確定した。ハッとした、昔憧れてたものがこんなにも形骸化していることに、それが誰にでも当てはまることに、ハッとしたんだ。 この不器用で不甲斐ない生き方が、無邪気さを容認されて生きている僕のようで焦った。なるべく波風を立てないように動くのだけど、またいつものように間違えて後悔の渦の中に飛び込むんだ。 未来のことをキラキラと夢想してたあの日の自分からしたら、今の自分は信じられな