見出し画像

【物語】【丑年】野生の牛(丑)

牛。それはそこそこいい肉であった。


ある日、こんなことを行った人が現れた。

牛と鹿じゃあ大差ないんじゃない。

野生の鹿のほうが美味しいよ。

それがきっかけであったのだ。



その人は結構影響力のある人だった。

その一言をSNSで発信したところ、リツイートが100万回ととても多い数になったしまった。

ということで牛は全然(買われ・飼われ)なく行き場をなくした牛はこう考えた。

困った事態になったぞ。

もしかしたら処分されるのでは…恐ろしや。

野生ならいいんだろ。

じゃあここから逃げればいい。

と思った牛たちは柵を飛び越えて、(電柱・人)を避けて、逃げていった。

野生になったぞ〜

しかし、鹿はクルミやカッパや色々食べることができるので、生き延びましたが、牛はそうは行きません。

牧草しか食べられないのです。

地道にそれを食べたため、それが無くなってしまいました。

そこでクローバも食べられるように進化しました。

しかし川沿いに相次いで負傷者が出てきたため、無くなるほど人は食べました。

食べて

食べて

食べて。

ついに10匹に減ってしまいました。

というわけで牛は絶滅危惧種になったとか、ならなかったとか。




よろしければサポートお願いします!いただいたサポートを励ましにがんばります!