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本〈「それでも日々はつづくから」〉

彼の存在を認識したのはいつだったか。
ふと俯いたら、そこに居た。

なんとなく生きてた世界が近いなって。
だから自分の恥部をぎゅって固めたら燃え殻になった、みたいにこそばゆくて、しばらく気づかないふりをしてた。

が、ある日突然「それでも日々はつづくから」を頂いてしまった(しかもサイン本)。

もう逃げられないなと堪忍した。

読んだ。

一気に読んだ。

そしたら、

ちょっとだけ楽になった。

なんか正露丸みたいな本だなと思った。

痛みの根本治療にはならないけど、その場しのぎの対症療法にはなる。

いまこの世界に燃え殻が必要なんだね。

でもわたしは大丈夫です。

メルカリ出品。4分で売れた。

サラヴァ!







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