210819 継続は力なり、の話

最近毎日楽しみにしている動画がある。
稲葉百万鉄さんの『晦-つきこもり』というゲームの実況動画だ。
https://nico.ms/sm39173672

去年に引き続きお盆になって、新しい実況シリーズが始まることにワクワクした。
去年は『学校にあった怖い話』というゲーム実況をスタートして、ほぼ毎日投稿を続けていた。恐ろしい継続力だと思う。
色々と省くが、稲葉百万鉄さんは10年以上前から動画投稿をしていて、投稿初期は一日に4本投稿していたこともあったらしい(その頃をリアルタイムで見たわけではない)。
その頃から考えれば今はペースが落ちたと思うかもしれないが、それでも10年以上同じことを続けられるというのはとても凄いことだ。

ふと、自分は10年という単位で何か続けていることはあるだろうかと考えた。勿論衣食住や生きていくために必要な行動などは除いて。
趣味である読書は、高校時代部活の目まぐるしさから全く手に取れていなかったため現状そこまで続いていない。
本格的に料理をするようになったのは一人暮らしを始めた3年前から。
以前ブログを書いていた頃も2年くらいで辞めてしまった。
習い事は様々やらせてもらっていたが、ピアノは6年間、テニスは7年間、水泳は3年間、和太鼓は5年間とどれも10年も続いていない。

唯一、続いているものがある。それは「歌うこと」だ。

小学生の時なんかはいじめっ子の男子に音痴だ何だと言われたりもしたが、物心ついた時から歌うのは私の生活の一部だった(突然ミュージカルをし出すわけではない)。
好きな曲を何回も聴いてお風呂で歌ったり、CMソングが耳について離れなくて母と一緒に歌ったり。音楽は世界に溢れていて、触れない日などなかったように思う。
中学の頃からはカラオケに行きだして、最初こそ点数が何点だとかのモードを付けていたが、大体が99点か98点を出すと分かった頃には点数待ちの時間がもどかしくなって採点モードは切るようになった(当時のカラオケはだれが歌っても96点以上出るようになっていたと思う)。
オタクくんカラオケに行きがち、というのもあって高校・大学でも頻繁に歌っていた。ストレス発散の意味もあったし、なにより楽しかったから。
特に大学時代はバイト終わりの11時とかに1人でカラオケに行って、周りの目が気になる曲(サンホラなどの一曲が長いもの)を延々と歌ってから帰る、みたいなこともしていた。
社会人になって同期とカラオケに行ったとき「めちゃめちゃ歌上手いじゃん!」と突然褒められた。正直それまで声量以外で殆ど褒められたことがなかったので驚いたのを覚えている。へったくそで音痴だと言われていても続けりゃ十分上手くなるのだな、と10年投稿を続けている稲葉百万鉄さんの動画を見ながら自分の事を思い出した。

10年投稿し続け、一時期は毎日投稿+αをしていた稲葉百万鉄さんに、「いつも頑張りすぎなのでたまには休んでください」というファンは多いが、彼はどこかで言っていた。
「御心配ありがとう。でも義務感とかじゃなくて、楽しいからやっています。楽しいから続いています。」

物事を長く続けるには周りの応援や自分の努力も必要だけど、やはり楽しんでしまうのが一番なのだと思う。
何か楽しいところを自分で見つけて、あとは一直線。
そんな人生を目一杯エンジョイしていきたい。

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