210804 生理中の眠気の話

生理中って、なんでか知らんがどうにも眠くて仕方ない。
一日中ボーっとするし、仕事が終わったらすぐにベッドに横になって気付いたら夜中だった、なんてこともある。
つい先日もそうで、夜中に起きて丁度夜番が終わって帰ってきた一緒に住んでいる友人とご飯を食べながらその話をすると、
「生理中って血がお腹に回るから、結果的に脳への血の巡りが悪くなって眠くなるらしいよ」
と言われた。
マジか、とその場では納得したものの、もうちょっと深く知りたいなと思ったので、今回はこちらについて書いていく。

生理中の眠気の話

調べてみた結論からすると、血の巡りが原因ではなかった
それっぽかったのだが違うらしい。
生理の話題で頻出する「ホルモン」の動きが原因のようだ。

生理前から生理中にかけては、「プロゲステロン」という基礎体温を上げ、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を安定させ、乳腺を発達させる働きを持つホルモンの分泌が盛んになる。
こいつは、上記のような妊娠に欠かせない働きを持ちつつ、眠気を強くする作用も持ち合わせている。
基礎体温の上昇×眠気で生理の女性を次々とベッドに沈ませるようだ。悪い奴じゃないけど、日常生活では結構困るね。
生理が終わるころにはプロゲステロンの分泌も減退していくので、眠くなったり基礎体温が元に戻るようだ。
今は体温がちょっとでも高いと過敏に反応する人も多いだろうし、そわそわしてしまうかもしれないけど、生理中なら安心だ(勿論その他の体調には留意が必要)。

生理以外でも眠い時というのは「身体が休めと命令を送っている状態」らしいので、抗わずに素直に寝ましょう。

今回の参考資料は以下です(少ないね)。

https://www.otsuka.co.jp/pms-lab/basic/estrogen_progesterone.html

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