210814 配送員の方々ありがとうの話

こんなご時世になって、Amazonをはじめとした流通業のみに限定されていた配送員の方々が、UberEatsなどの飲食業界などにも飲み込まれていくようになったと思う。
2019年までと比較すると、一個人でも宅配を利用することは多くなったのではないだろうか。逆に企業への配達便は減ったのかもしれない。

私個人も、元々Amazonヘビーユーザーではあったが何に関してもまずはネットで覗いてから…というのが多くなった。
感染対策を過剰にやろうと思えば思うほど、そういった人達の仕事は増えていく。

先日、同居人のご家族から私達宛に配達があった。オートロックのマンションなので入り口は開けるが、基本的には玄関は開けずに玄関前に置いてもらっておくスタイルを取っている。家の前のインターホンが鳴った時にいつものように、
「玄関の前に置いておいていただけますか?」
と伝えると、配達員の方が
「冷凍品で…アイスのようなので、お早めにお取りください!」
と親切に声を掛けてくださった。
確かに私はお客様で、配達員の方としては通常のやり取りなのかもしれないが、親切な心配りが本当に嬉しかった。

「接客業を経験すると、コンビニとかでもありがとうって言っちゃうよね~」
というのは、大学の友人とよく話していたが、やっぱり感謝する気持ちはいつでも大切で、それは相手に直接言わないと伝わらない。
言わなくても良いことは省く、というのも勿論必要なことだろう。仕事でもなんでもそうだ。毎回0から話すことは時間の無駄だと思う。
でも、だからこそ、その時間を惜しまず私は感謝を伝えたい。
関わってくれている人達に出来得る限りの心配りと感謝をしたい。

ポジティブな言葉を掛けると、相手にも自分にもポジティブな感情が起こり、ポジティブな連鎖が起こっていく。
今、ネットを覗くとネガティブな言葉が散見している。そういったものに触れ続けると、それは自分の中に吸い込まれるように浸透していく。
よく「ネットを見ると毒される」なんて言うが、「ネット(に書かれた匿名性の高いネガティブな言葉)を見ると毒される」ということなんじゃないかと、私は思う。
ネガティブが浸透してしまった自分への抗生物質は、ポジティブな言葉を自分自らが発信していくことなんじゃないだろうか。

だから私は身近な人から遠いあなたまで、感謝を伝えたい。
「ありがとう」が広がって周りが少しでもポジティブな感情になってくれればとても嬉しい。
だから私は配達員の方への対応もこう言うのだ。

「いつもありがとうございます!」

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