『歩く赤い花』

おぼえたり〜　おしえられたり〜

べーんきょうし〜たりするんじゃな〜くて〜

ある日突然　ピンと来て

だ〜んだ〜んわ〜かるーことがある〜♪

子どもたちと一緒に演劇を作ったあの日。

台本のタイトルは、『歩く赤い花』にした。

今から約6年前になる。

専門的な学校だったから、

授業では、野菜や花を栽培したり、収穫したり、パンを作ったり、接客販売をしたりと、これから社会に出て『はたらく』ことを実践していた。

その子どもたちの目の輝きを今も覚えている。

みんな、元気にしてるかな。　

終演後しばらく経ってから、生徒たちからたくさんのメッセージが書かれた手描きイラスト付きの大きな手紙が届いた。

あったかい♡

劇中で使った『歩く花』。

『歩く花』を聴くと、その時のことを思い出す。

当時、私がよく聴いていた歌。

ブルーハーツの『歩く花』。好きな歌。

“僕は一人で決めたんだ

 僕は一人で決めたんだ

 今日からは歩く花

 根っこが消えて　足が生えて

 野に咲かず　山に咲かず

 愛する人の庭に咲く”

はたらくことは、

側（はた）を楽（らく）にすること。

お互い助け合って、それぞれ補い合う。

宇宙は豊かだ。地球は豊かだ。

無限の資源は、分け合えばじゅうぶん足りる。

とめどなくあふれる豊かな資源に感謝。

愛するものと愛する人と過ごす大切な時間。

思い出は、宝物。