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京助くんは今日も考える(1)プロローグ

これまで、小説「妄想アマガエル日記」やエッセイ「つぶやき」を空いた時間に書いてきた。

 小説「妄想アマガエル日記」は、まったくのフィクションで、エッセイ「つぶやき」は私が思ったことを書いたものであるが、最近、その両方を合わせた感じで書いてみたくなってきた。

つまり、フィクションなんだけど、実際の現実のことを盛り込んで書くというものである。

小説「妄想アマガエル日記」でも季節やカエルの生態、種類の特徴などに関する知見を盛り込んではいるけど、やはりあれは妄想の世界の話しであるから、やや現実とは違う感じがある。

また、エッセイ「つぶやき」では自分の思ったことを書くから、書くことが限られる。

そこで、小学1年生の男の子の視点で、身近な自然のことをあれやこれやと書いてみようと思う。これを読んで、身近な自然に対して不思議に思ったり、それをどうにか調べてみたいと思ったりする人が、一人でも増えてくれたらいいなと思う。

また、私としては、昔の自分と今の自分の対話みたいなものかもしれない。

さて、また空いた時間にこの小説を書いていこうと思う。今のところ、何を書くかはまったく決めていないのだけれど。。

豊田ホタルの里ミュージアム
学芸員 川野敬介