長正司藤棚の宝篋印塔
説明
長正司藤棚のわきに残る高さ2mあまりの宝篋印塔です。笠石の装飾は一部欠損していますが、側面の梵字もはっきりとしていて読むことができます。安永2年7月18日の年号が彫られていることから、1773年ごろ(江戸時代後期)に建造されたと考えられます。3段の台石の上に据えられていて、誰かの墓石というよりは真言宗の寺院境内に建立されていたもののように見えます。この場所にお寺があったのか、廃寺となった寺から運ばれてきたのかよく分かりません。
画像
場所
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