西長野の六地蔵(八地蔵)
説明
西長野の集会所の後ろにトタン屋根をはった地蔵堂があり、8体の地蔵菩薩石像が安置されています。そのうち6体は同じ大きさの船形地蔵で、六地蔵だったと考えられます。その中央に少し大きい立像が挟まれ、向かって右下に小さな船形の立像が安置されています。内山田洋とクールファイブみたいな状態です。おそらく数か所にあったお地蔵さまをひとつのお堂にまとめたためと思われますが、六地蔵の中央に大きめの仏像をはさむ並べ方は、神上寺にもみられ、特別な意味があるのかもしれません。
また、お堂の左手の壁には木製円盤型の仏具(?)が下げられています。用途はよく分かりませんが、密教のマニ車のような使い方をされるのかもしれません。(F)
画像
マニ車に似た仏具
場所
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