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豊田西八幡宮のイチイガシ

説明

 豊田西八幡宮の境内に生える古くて大きなイチイガシの木です。豊田西八幡宮は1656年に阿座上から現在地に遷座されましたが、それを記念して大分の宇佐八幡宮の社叢から移植されたそうです。2021年時点で樹齢365才となります。樹高20mくらいあり、幹の直径は1mを越えますが、内部は空洞化し、幹の一部は枯死しており、キノコが生えてしまっています。今後も生き永らえてほしいものです。
 イチイガシはブナ科カシの一種で、その果実であるドングリは他のカシのものと比べて渋みが少なく、食用に向いているそうです。とはいってもけっこう渋く、美味しくありません。またここのイチイガシはドングリが成りません。同種の株が付近に無く、受粉できないからかもしれません。

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説明板

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樹の全体像

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幹から出たキノコ

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場所

〒750-0424 山口県下関市豊田町大字矢田126

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