笠森観音 参拝記

2023.12.01



原付バイクの免許を取った際に嬉しく




て嬉しくて出掛けた先
が笠森観音であり、久
しぶりに訪問してみた
が、全くと言って記憶
は残っていなかった。




地図。今になってネッ
トで調べると、岩の上
の空中寺院と言われて
いたが、全くと言って
思い出せない。とりあ




えず参拝開始しよう。
笠森観音と言っている
が、正式には笠森寺で
あった。笠森寺は78
4年に開かれた天台宗



のお寺で、天台宗は、今から1200年
前の延暦25年(806)、伝教大師最
澄によって開かれた宗派です。無料
の駐車場からすぐ目の前にあるこの山
道の名前は「女人坂」と言われ、古来
からの参道が今も残っているのが男坂
であった。


石段の女人坂を登って
行くと巨大な三本杉が
現れます。これらの自
然豊かな林は、禁伐林
として笠森寺によって



保護されてきたことか
ら、古来からの自然が
保たれ、笠森寺自然林
として天然記念物に指
定されていた。この穴



の空いた木は、パワースポットとして
名高い「子授け楠」で、子授けのご利
益があると言われ、子どもを授かりた
いご夫婦の為に、もっとも効果的なお
参り方法は、子授け楠を男性から先に
くぐりその後奥様がくぐり、その先に




あるのが子授け観音様
であり、二人並んでお
願いしましょう。子授
けには、もう縁が無い
のですがこの穴を潜っ




てみました。
山道を登り切
ると大きな二
天門が現れた
、左右には雷





神と風神が控えていた。
おお!これは凄い!長
い柱を空中で固定する
懸造りで有名な京都の
清水寺を彷彿する姿が




現れた。御本堂に登る
階段手前に手水舎が合
ったが、ここでは嗽盥
(うがいだらい)と呼
ばれ、嗽盥とは、手を




洗い、口をすすいで身を清める所と記
載してあった。




日本唯一の「
四方懸造」と
して、1908
年(明治41年
)「国宝」に



、その後1950年(昭和25年)には、
「国指定重要文化財」となっている。



回向柱かな?笠森観音
は「午・丑」年のとき
にご開帳され、観音堂
に安置されている十一
面観世音菩薩の右の手




に繋がり、回向柱や善
の綱に触れたりするこ
とは、仏様の功徳があ
ると言われている回向
柱が立っているじゃな



いか。ここの懸造は、始めから岩山の
頂上に作るという構想で、建物を支え
る四方が61本もの束柱で支えられてい
る特徴がある。


岩の上に建てられた観
音堂からは、回廊から
見わたす展望では、雄
大な房総の山なみが堪
能できる。



この六角堂には「子育
て地蔵尊」も安置され
、正面には、子どもを
3人連れたお地蔵様が
鎮座していた。



さらに階段を登ると鐘
楼堂があり、名鐘“興楽
の鐘”をつくことができ
、拙者もひとつきすれ
ば、美しい鐘の音色が



響き渡り、その音色は長く長くつづき
余韻が特徴でもあった。



ここは、縁起屋 古壺(
ここ)で、黒猫が沢山
売られているが、理由
をききたく店主に尋ね




ていたら「黒猫が宝く
じを引き当た人や、病
気が完治されたなどの
吉報が多く寄せられた



」とのこと。この「黒
招き猫」を飾る際には、
猫の顔を東か南または
東南に向けて置くと御



利益があるでしょう。

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