尊富士　金木町にて優勝パレード

2024.05.01
青森旅行をしていた際に、ラジオから尊富士野優勝パレードが、生まれ故郷の五所川原市内で5月1日に開催されるのを聞いて予定に組み入れていた。午前中に龍飛崎まで観光に出掛け、午後金木町で開かれるパレードにやってきた。大相撲で110年ぶりの新入幕優勝を成し遂げた尊富士関（25）=本名・石岡弥輝也（みきや）=の凱旋パレードが1日、ふるさとの五所川原市で2回開催される内の金木町斜陽館前に陣取った。斜陽館とは、明治期の入母屋づくりの建造物で、名前から察しのつく人も多いだろうが、この館は「人間失格」や「走れメロス」などの作品で知られる文豪・太宰治の生家で、父・津島源右衛門が建てた旧津島邸であった。この前に陣取ればカメラに写ること間違いなしと推測していた。

14:04　尊富士関は師匠の伊勢ケ浜親方とオープンカーに乗り現れた。いつもは人影も無い町にこんなにも人がいるのに他県から来た拙者も驚くばかりであった。

日頃、相撲は全くと言って見ないが、尊富士が活躍した3月場所のことは今でも覚えている。

千秋楽で、足のけがをおして土俵に上がり賜杯を手にした尊富士関のけがをしても、津軽のじょっぱり（頑固者）根性で最後まで戦い続けた姿に感動した物だ。

そして、こんなにも近くで優勝パレードを見られたことにパレードに参加して良かったと思った。

斜陽館前の画像がやっぱり多いが、ちょうど車の陰になってしまい写っていなかった。パレードの人出は、同市の人口より多い約5万5千人のファンが沿道に詰めかけていた。