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塩浸温泉 竹林の湯 野湯

この記事は2011年1月の記事だが、Google Mapに登録した地が最近になって削除されていた。何があったのだろうか。


2011.01.02
次はポリバスの湯 喜入温泉をめざしアクセルを踏み込むと、突如気になる大量の湯煙が上がっているのを拙者は見逃さなかった。地図


ここは、塩浸温泉、国道223を塩浸温泉から下流に100m下った左側にうっそうとした竹林があってその中から大量の湯気が出ていたんだ。

以前もこの道を何度も通ったが、全くと言って気がつかなかった。改めてみると大量の湯煙に驚くばかりだ。速攻、道路の路肩車を止めようと思ったが、駐められるスペースがなく塩浸温泉駐車場を利用させて頂いた。駐車場から下流に歩くこと100m、湯気のあるところへ行くに、ちょうどガードレールが切れているところがあり、そこに不思議と門が作られていた。


この門の先には民家があり居住者がいるのかと奥を覗き込んでも家らしい物は全くと言って見当たらない、でも湯気の所へ行くには、ここの門から下に降りていくしか方法がないんだ。失礼して、歩を進めることにした。すると人が歩く道が作られ、更には斜面を降りる手作りの階段まであるがこれは竹林の管理用の階段だろうか?もしかしたら温泉に行くための階段なのかな?


すると目の前に大量の湯気が現れ、その中に自噴している湯が現れた。


これは凄い。おっと!ここで大事な物を車中に忘れていた。温度計だ!温度計を持ってくるのを忘れていた。仕方なく手で計測すれば、48℃くらいの湯温でじっとはしていられない位熱いんだ。更に湧出口を凝視すれば、小さいながら湯船のようになっているじゃないか。でも小さすぎて浸かれないよりも、この湯温では入浴は無理だ。でもここに浸かることが出来れば、正真正銘の足元湧出温泉であった。ああ!入浴したいがでも熱い。


よし!周りを探索してみよう。この湯には鉄分や堆積物が多く含んでいるらしく、直径7-8mの堆積物が広がっているじゃないか。


この析出物はどうなっているのだろう?恐る恐る乗ってみた。


すると既に岩のように硬いものになっていて、何十年も前から湯が沸き出していたと思われる。


そして大量の湯、川の中にも析出物が張り出していた。湯口は、秋田県の奥々八九郎温泉の天然ジャグジー風呂みたいで、そしてこの析出物は古遠部温泉に似ている。


湯口から流れ出る湯を辿ると下流側に湯船になる湯溜まりを見つた。手を差し入れると、これが不思議と快適な湯温になっていた。湯口から流れ出湯は10m程流れる内に冷まされ、人が入浴できる湯温になっていたんだ、なんて素晴らしいことだで、いても経ってもいられず裸になっていた。


湯船は、直径1.5mあるが、深さが20cmほどとあまりないが、野湯に限って言えば、十分すぎるほどだ。


そして湯温も適温で申し分ない。それにしてもこんな素晴らしい湯があっなんて吃驚だ。

そして、不思議なのは国道に作られているあの門の正体だ。門からの一本道辿ってきたが民家など全くない、何のためにあの門は作られているのだろうか。不思議だ。でもここは個人所有の土地であることには間違いないだろう。

まだこの湯の載っているH.P類を見たことがない(知らないだけかも)。グーグルマップにさえ載っていない、もしかしたら初めての湯に、え~い勝手に名前付けちゃえ。『塩浸温泉 竹林の湯』と命名し、グーグルマップにも登録を済ませ、初口コミを後日書き入れていた。

その後2011.11.27にも入浴していた。

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