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温泉スタンド しなの白ゆり温泉 鉱泉の湯


2024.07.13 焼岳登山後、恵那市に向けて走っていると温泉スタンド しなの白ゆり温泉の看板にウインカーを作動させていた。木祖村小木曽の県道奈川木祖線沿いに温泉スタンドがあった。


この湯は、27年ほど前に村内の業者が静岡県富士市の井戸工事会社に依頼して掘削したが、依頼した業者が倒産してしまい、湯は利用されてこなかったが地域振興に利用しようと、地元の有志8人が2016年から工事会社に掛け合い実現した湯であった。名称は「温泉スタンド しなの白ゆり温泉」で、泉質は単純硫黄泉、地下約1300mから27℃の湯を毎分41リットルずつポンプでくみ上げている。湯の所有権は工事会社にあり、屋根などスタンド周辺の整備には村から260万円の補助金を受けた。


無料でちょろちょろ出ている温泉を飲んでみると硫黄味タマゴ臭気、嫌いな味では無く、PH10.1のツルヌルの湯であった。小さな湯小屋にはコイン投入式機械も併設されているが、27℃の湯では、今後温泉施設等の発展は、残念ながら無いことだろう。

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