間藤(まとう)駅 わたらせ渓谷鉄道終着駅


2024.04.02
栃木県日光市にあるわたらせ渓谷鉄道の足尾駅にやってくると、足尾駅は終着駅で無く、途中駅で終着駅は、もう一つ先の間藤(まとう)駅と知り出掛けることにした。


わたらせ渓谷鉄道の終着駅間藤駅にやってきた。この駅は、足尾駅-足尾本山駅間開通と同時に1914年設置されていた。今となっては超過疎地にある割には真新しい駅舎が建っているのに驚き、駅舎は平成6年に改築されたものであった。


駅舎内に入っていくとまず目に付いたのが、国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカの壁画で、何でもこの駅ではニホンカモシカに出会える駅として知られていたが、この時間は全く出会うことは出来なかった。


駅は、1面1線と成っているより、鉄路がまだ先まで続いている方が驚きであった、国鉄時代は1.9km先の足尾本山駅まで貨物専用の線路が伸びていましたが、現在は廃線となっていて、旅客駅としてはこの間藤駅が終点であり、現在のトロッコわっしー号の始発・終着駅でもあった。


こんな話知らなかったが、この間藤駅は、紀行作家の宮脇俊三が昭和52年に国鉄全線を完乗した最終駅として有名な場所で、今もファンが訪ねてくるらしい。


折角なので、廃線跡を辿っていったが、古河橋、間藤水力発電所跡の看板など写真を撮るのを忘れていた。






間藤駅前にある古河C&F社で、特殊鋳物は製鉄、破砕機、粉砕機など幅広い分野で使用され、高い評価を得ているそうです。

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