旧新橋停車場 鉄道歴史展示室


2023.11.22 一度は行ってみたいと思っていた日本の鉄道発祥の地、旧新橋停車場に行っ日本初の鉄道が開通したのは、1872年の明治5年のことで、新橋~横浜間でした。


当時の新橋停車場は、現在の新橋駅からは東へ350mほどの汐留地区にあり、現在では開業した当時の建物を2003年に復元復元したものが残されていました。


訪れるとパナソニック東京汐留ビルと、汐留シティセンターのビルに 囲まれ、オフィス街の中の憩いのスペースにレトロな感じの建物が忽然と現れます。


館内は入場無料の鉄道歴史展示室になっているが、時間の関係で内覧は出来なかった。内部の鉄道歴史展示室の1階では、駅舎の基礎部分を見ることができ、また2階は、鉄道の歴史を映像を見ることが出来るそうです。駅舎の裏に回り込むとプラットホームや線路も作られていた。


更に0哩(マイル)標は当時と同じ位置に復元され、日本の鉄道発祥の地としてのモニュメントになっていて、バラストは線路や枕木をできるだけ忠実に再現されています。


更に新橋-横浜間で初めて鉄道が開業した際、海上に線路を敷くために造られた「高輪築堤(ちくてい)」の遺構が2019年の品川駅改良工事の際に石積みの一部が見つかっていた。高輪築堤は1872年、日本初の鉄道が新橋―横浜間に開業した際、現在のJR田町駅付近から品川駅付近までの長さ約2.7キロに築かれた。その後、埋め立てられた際に撤去されたとも考えられていたが、遺構は計約800メートルに及ぶ長さが残されていた。話を新橋停車場に戻そは、1914年(大正3年)に東京駅が開業するまでは、東京のターミナル駅であり、東京駅開業に伴い、旅客線の線路と駅は移動し、この場所は「汐留貨物駅」として運営され、その汐留貨物駅も、昭和61年に営業終了の後、広大な駅構内は、平成に再開発が進められていった。もう一つ往時の遺稿が残されているものがある。それは、銀座郵便局近くにぽつんと残された「浜離宮前踏切跡」で、汐留貨物駅から500mほど離れた築地市場までの引き込み線跡に残された踏切の一部がモニュメントとして残されているそうですが、今回は訪れることが出来ず、近日中に訪問することを誓い後にしてしまった。

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