櫛田(くしだ)神社 博多の総鎮守様


2023.10.10 九州旅行も最終日となってしまった。飛行機搭乗時間まで博多の町を徘徊することにした。やって来たのは、博多の総鎮守様櫛田神社、福岡の中心地、川端商店街の一角にある「櫛田(くしだ)神社」は地元では「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。


夏には博多っ子の一大イベント、博多祇園山笠が行われ、1年を通してその優美な「飾り山」を境内で見ることもでき、毎年7月に行われるお祭り、博多祇園山笠の奉納神社で、地元博多っ子にとっては「櫛田神社=山笠」として、昔から馴染の深い神社として親しまれています。


「曳き山(ひきやま)」という神輿を、舁き手と呼ばれる男集が流(ながれ)ごとに自分のエリアの神輿を担ぎ、博多の街を駆け巡ります。流とは各地域ごとに分けられたいわゆるグループで7つのエリアに分けられることから「七流(しちながれ)」と呼ばれています。水法被姿に締め込み姿の男たちの熱い気迫に観客もヒートアップ間違いなし!また金色の文字で書かれた扁額が目をひき「稜威(いつ)」という文字は、「天子・天皇の御威光」という意味です。


正面の拝殿そばに、鶴のモニュメントの霊泉鶴と呼ばれる井戸が目に止まります。こちらは本殿地下から湧き出る霊泉として、不老長寿の水として信仰されているが、一口試しに飲んでみれば、口が曲がってしまうほどの苦味で思わず吐き出してしまったが、なんでも「一口目には自分の不老長寿を、二口目には家族の不老長寿を、三口目には親類縁者の不老長寿を念じながら、三口でお飲みください」と書かれているが、飲みきれる人などいるものかと思うほど苦かった。


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