【プロが教える】足元で印象激変!ビジネスマンの革靴買い替え、ベストタイミングはいつ?
株式会社トーヨーシューズです。
コロナも5類となり、早くも1年を超えました。出社も毎日となった方、半分くらいの方、いろいろな働き方が推奨されています。それでも、通勤、本当にご苦労様です。
そういう私も、長きにわたって、通勤電車に乗っています。職業柄、人の足元を見るのが常となっていまして、男女かかわらず、素敵に靴もお手入れされていると感じる方、靴下との組み合わせなど、色がきれいにあっているなぁと思える方など、色々感じるところが多いのです。
逆にかかとが減っていて、ヒールが斜めになっている方、あぁ~この方、もう、この靴、買い換えたほうがいいのではないかと思ったこと、結構あります。それこそ「大きなお世話」という声も、聞こえてきますが、そういった買い替え時期について、ちょっとお話をしたいと思います。
買い替え時を見極めるポイント:見た目と履き心地・安全性
インターネットなどを検索すれば、約1年をめどに、などとされていることもあります。これもあくまでも目安です。素材や履き方によって変わってきますので、自分の目でみて、履き心地も考えて、判断することが大切です。
では、何を大切にして判断すれば、いいのでしょうか、主に弊社取り扱いの革靴についてお話したいと思います。
見た目のチェックポイント:傷、剥がれ、変形
まず、見た目、写真①から③のように、革が擦れたり、切れていたりすれば、修復は不可能となりますし、靴の色が剥げ落ちていたりすれば、お手入れをして、色の復元ができなければ、買い替え時となります。
また、靴を履くときに、時間がないなどで、あわてて靴ベラを使わず、無理やり、かかとを踏んで押し込んだり、つま先をとんとんしたり、両足を擦り合わせて履いたりすると、つま先がいたんだり、後ろのかかとがよれたり、内側の革の表面がすれたり、ゆがんだりしますね、こうなりますと、シューキーパーで形を整えたりすることも難しいので、手直しができなくなります。
また、エスカレーターで後ろに乗っているとかかとが極端に減っている方もおられて、修理はできないものかなどと、気になりますね。さらに、食事や訪問先で、思わず靴を脱ぐような場面に、遭遇した時、中敷きや履き口が破れたり、いたみがあるとドキッとしますね。こういうときも買い替え時ですね。朝出るときに、要チェックです。
履き心地・安全性のチェックポイント:底のすり減り、滑りやすさ
こうした見た目ともう1つ。履き心地、あるいは安全性と申し上げてもいいのですが、靴は足を守るために履いています。靴を履いて、けがをしたりするのは本末転倒です。底がすり減って、溝がなくなり、つるつるになっていませんか、特に、雨の日などや、歩行時の道路のタイプや床材との相性で、すべったり、けつまずいたりしやすくなりますし、薄くなった底は画鋲やガラスで足を痛めることにもなります。
滑って転倒してからでは遅いので、早めの対応、つまり底の張替えなどをしたりするか、買い替え時となります。
靴のワードローブを見直そう!
ただ、なかなか処分の判断ができない方は、一度棚卸ではありませんが、下駄箱から出してみて、ご自身の靴を並べて、そのワードローブを、検討してみてほしいです。
靴は何足持てばいい?
その時に、手持ちの靴として何足ほどあればいいのだろうか、と自問自答されることと思います。まず、前提として、自分にとってそれらの靴がぴったりとフィットしているといたします。履いてて、痛かったり、靴ずれができて我慢して履いている靴は、カウントしないで、検討してくださいね。(そうした靴は処分の対象となりますね)
履きまわすために必要な靴の数
そのうえで、今までにも何回か、靴は2~3足で履きまわしたほうがいいとお話ししています。靴の持ちが全然違います。
そこを念頭に、まずビジネススーツ着用で、革靴が必要な方なら、フォーマル用を含めて2~3足。スニーカーやカジュアルシューズで1~2足、夏用にサンダル、オフ用にアウトドアシューズなどで2~3足
などで計6~8足
下の写真の様なブラウンの色を加えてみるのもコーディネートの幅がひろがります。
リモートなどやスーツなど着る機会が少ない方ならビジネスシューズはフォーマル含めて1足あればいいでしょうし、その代わりスニーカーや、革製のカジュアルシューズなどを2~3足あればいかがでしょうか。
下の靴は先ほどご紹介した写真①~③の新しい製品です。こんなにしっかり、きれいな製品です。
自分の価値観に合った靴選びのポイント
TPOはもちろん、ご自分の性格、ライフスタイル、価格に対する価値観、お手入れ、修理などがまめにできるか、などいろんな軸で買われる靴のタイプが変わってまいります。
つまり、靴が高くても、お手入れをしっかりして、長く履き続けたいのか、また、その時間がもったいないと感じて、買い替え時まで履いて、それで完結させるタイプなのか、靴の購入時点で、考えられたらいいと思います。
靴のライフサイクルでいいますと、天然皮革製品なら製品サイクルは長いですし、合皮の靴ならそのサイクルは短くなります。
何に価値を置くかはご自身の価値観で決まります。
お手頃価格で高品質!あなたの足元をサポート
弊社が取り扱う紳士靴も、多くの種類があります。比較的手に取りやすい価格を取り揃えおります。あと、生産国も国産品、中国製、バングラデシュ製など、様々な種類を取り揃えていますので、ぜひ、今、何が必要かを検討されて、スマートシューズライフ、「快適靴生活」を目指して、買い替えをしていただけたら嬉しく思います。