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note掲載、再開します。

ご無沙汰しています。(株)トーヨーシューズです。
前回2月から3月にかけて、noteに投稿させていただいておりました。
その時は、弊社のこだわり、一般的な靴の素材や選び方などを、順次発信して参りました。

少し時間をいただきましたが、今回から、ちょっとだけ視点を変えて、お話を進めていきたいと考え、あらためて投稿、発信をすることにしました。

これからnoteで発信していくこと。

といいますのも、私は、消費生活アドバイザーという資格で仕事をしておりました。
ですので、その立場も踏まえて、
「お伝えしたい靴の自分に合った本当の履き方」
「知っておいてほしいこと」
さらには、弊社の「快適靴生活」の実情、様子などをリアルにお伝えしたいと考えております。

当社にいただく、お問い合わせの変化を感じている。

さて、私共は卸売の専門商社ですので、お客様とは、もっぱらお取引先様です。
当初は、百貨店、スーパー、などの店頭の担当者様から、幅広く、何かわからないことや、売場でのお困りになったことなどについて対応して参りました。もちろんクレームもございます。

それが、インターネットの普及によりまして、ネットでのご購入の方々も増え、さらに2008年からは、弊社の公式ホームページをご覧になったりして、直接弊社へメール、電話さらにお手紙などで連絡される方々が徐々に増えて参っております。

つまり、その手段も店頭経由のみでなくなってきておりますし、内容につきましても、以前は、商品についての不具合を直してほしいといったお問い合わせやご相談が多かったのですが、最近は直接、不具合からくる履き方など基本的なところを聞いてこられる方々が増えているような気がします。

私も、お問い合わせいただくのは大変ありがたく思い、真摯に向き合ってお答えするようにしています。取引先様はもちろん、一般のお客様にもわかりやすいご説明を心がけています。

靴は手作業の工程が多くある。

ただ、少し靴の商社、メーカーの立場を披瀝しますと、靴というのは、全部機械化をされているのではなく、職人が1足1足手作業で行っている工程が多くあります。ですので、職人の勘などに頼ってしまうところもありまして、少しの誤差を生じることがあり、それでもって、初期不良という見極めは大変難しいのも事実です。履いて歩いてみないとわからないということが多々ありますし、さらには履きこむにつれ、原因がどこにあるのか判別できないことがあります。

自分に合う靴と出会う難しさ。

さらに、消費者である私もヒールの付いたパンプスとやらを長年履いていますが、うまく合わすのに、足も少々、変形し、靴ずれもでき、痛い思いを我慢し続けて参りました。
なので、疲れない痛くないパンプスに巡り合ったときの嬉しさは、例えようがありません。
つまり、合わせる私たちの足も、足の長さ、幅、厚み、形、みなそれぞれ違います。それに、各5mm単位のサイズ、木型、底型から作成した靴を履くわけですので、合う、合わない、擦れる、痛いなどのトラブルも発生してきます。

実物に触れて、相談して選んでほしい。

ですので、以前の投稿でもお話しましたように、どうぞ一度販売員の常駐するお店、百貨店などの紳士靴売場や専門店などに足を運んで見られて、ご相談ください。

このように、消費者と企業の架け橋になるべく、いずれの立場も、分かりやすくさせていただけるよう、勉強を続けていかないといけないと思っています。

次回は今回の投稿の最初に触れました「消費生活アドバイザー」についてのお話もさせていただきたいと思います。


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