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【ペリドット③太陽の宝石】
はいどうも。とよぴーです。
今回もペリドットについて
お話をしたいと思います。
1.伝承
![](https://assets.st-note.com/img/1642116361659-HqVB1DOgoc.png?width=1200)
古代のエジプトでは装飾品として使われ、
太陽神を国家の象徴として崇拝していた時代が
あるんですね。
太陽神とペリドットの明るい輝きを重ね合わせて
「太陽の宝石」として、とても大切にされてきた
という話は残っています。
今でもペリドット=太陽の石と言われることも
かなり多いですよね。
王(ファラオ)の装飾品に
本当によく使用されていたみたいです。
古代エジプトではこのペリドットを
トパーズとして扱っていたみたいですけど
暗闇など、よく分からない恐怖を拭い去って
邪を退散させると信じられていました。
ローマでは、夫婦の愛と幸福の象徴とされて
王と王妃の愛情を結びつけるための儀式などで
使用されたとも言われています。
8世紀には神聖ローマ帝国のマインツ大司教が
12使徒の宝石の一つとしてペリドットを持って
説教すると奇跡が起こると信じられていました。
12世紀、13世紀頃には
十字軍のエメラルドと呼ばれた緑色の宝石は
セントジョーンズ島のペリドットでは
なかっただろうかと言われています。
他にも、イギリスでは松明を持った人が
ペリドットを身に付けると富をもたらされる
と信じられていた時代もあります。
今でもハワイに行くと言われることですけど
女神ペレの涙とも言われ、邪悪を焼き払ったり
全てを浄化する力を持つと言い伝えられています。
実は、ハワイのダイヤモンドヘッドの由来が
ダイヤではなくて実はペリドットでは⁈
とも言われているんですよね。
2.流通の傾向
![](https://assets.st-note.com/img/1640231859425-j1O6pXggFp.png)
ペリドットはすごく大きな原石が
めちゃくちゃ取れないんですよ。少ないですね。
逆に、小さい結晶は結構取れるんですよ。
4mmと10mm以上で
グラムあたりの値段の差がある石だと思います。
3.特殊な変種
![](https://assets.st-note.com/img/1640231906281-M2zZC0WGOA.png)
パラサイトっていう隕石なんですけれど
鉄隕石と、黄緑っぽいところは
オリビン(橄欖石)なんです。
ペリドット部分というかオリビン部分だけを
ジュエリーカッティングすることもあって
これはパラスティックペリドットって
言われるらしいんですよね。
内包物として、鉄隕石が微量含まれていて
微量元素も地球のものとは異なるらしいんですね。
結構、ロマンティックですよね。
4.偽物と加工
![](https://assets.st-note.com/img/1640231932307-xuG4MaKWDa.png)
基本的にはクラックがちょっと多い石なので
樹脂含浸処理を結構されています。
偽物になると
逆に綺麗すぎるガラスみたいな感じとか
クラック水晶に樹脂を浸透させて
ペリドット的な色に定着させたものも
結構あります。
ただ、さすがに見間違えないんじゃないかな?
というクオリティですね。
無茶苦茶綺麗過ぎるか、いかにも偽物
って感じのものが多いかなと思います。
5.取り扱い上の注意
![](https://assets.st-note.com/img/1640231972266-S9u5uyiL0Z.png)
これは特にはありません。
硬度もそこそこ高いですし太陽光とか浄化に関しても
特にどれが駄目っていうことはありません。
普通に、強く衝撃を与えることをしなければ
問題ないと思います。
次回はペリドットの
スピリチュアル的な特徴について
お伝えしていきます(^▽^)/
![](https://assets.st-note.com/img/1642200123273-r2b8zwWcTZ.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1642200102713-PAAUV5XOab.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1642200091379-Ux20hfwgD6.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1642200078419-W0U8xbVDwo.png)
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