母に認められたい
明日は、母の日ですね。
私は、母と物凄く仲が悪いというわけではありませんが、価値観や性格の違いからすれ違いや我慢していることも多く、決して「仲良し」ではありません。
母は所謂「完璧な主婦」です。
短大を出て大手企業に就職し、寿退社して、父の扶養に入り、子を3人産み、料理も家事も近所付き合いも得意で、習い事も沢山し、家計のためにパートも色々とこなしていました。
子供の頃、私が好きだった絵を描くことや音楽は、母からしたら「余所事」で、音楽や文章の道で食べていきたいという夢を語った時も「それは難しいよ」と、突っぱねられたのでした。
私は、甘やかされて育ったので、勉強と部活にかまけるばかりで、家事なんてろくにできず、大学生になって一人暮らしをしても堕落した生活を送り、カレーもまともに作れない状態で結婚しました。
完璧すぎて、否定の多い親に本音を言えぬまま育った私は、何でも思ったことをはっきり口にする夫と結婚して初めて「相手に気持ちをぶつける」「喧嘩をする」という壁にぶち当たります。
「どうして喧嘩の仕方を教えてくれなかったのか?」
大人になってから、親を恨むことは多々ありました。
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「母から認められること」
それは、私にとって、とても大きなテーマで。
結婚してからは夫に認められたくて、期待されて中途入社した職場では、上司から認められたくて…
自分の価値を自分で評価できない私は、常に誰かから認められることを求めていました。
結婚生活が7年目を迎えた頃、夫から離婚を切り出されたことをきっかけに、私は自分の他人軸に気付き、3年以上の時間をかけて、自分軸を築いてきているのですが、
それでも、昨年約10年ぶりに実家に戻ってきてからは、母に対する「認められたい」が大爆発しているのでした。
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「自分の心に正直な生き方をして、母から認められたい」
この想いを叶えたくて、ずっとジタバタしているんだなぁ…と、自分の中の小さな子供心を捉えた夜。
自分の心地好い生き方を叶えつつ、いつか母と二人で旅行にでも行けたら良いなと思っていたりします。
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