XIII

この世は一切皆苦　救いは死でもって
そんな事思い続けてるうちはずっと雁字搦め

可哀想なほどに痛み出す
消せない虚しさに目が向く
思考よ止まってくれ

死んでしまえば全て楽になる
そんな言葉が脳に反響
それが本当ならこの涙の意味は何
答えろよ脳みそ

苦しみも痛みも人生なら
全て受け止めてみせるから
立ち上がる力をください
目に映るものが変わるより先に
内側の自分が変わる
それが良いのかもしれない

ねぇそうですよね、私



この世は万事休す　救いはありません
そんな世に見えているうちはきっとずっと雁字搦め

妬ましいほどに疼き出す
消せない虚しさが手を引く
思考よいじめないで

生きているものには死がやってくる
そんな事実が脳に反響
それが本当でもこの言葉の真意は何
答えろよ脳みそ

寂しさも孤独も人生なら
全て愛してあげるから
信じ抜く力をください
人に依存しながら生きるよりは
永遠の自分に頼る
それが良いのかもしれない

ねぇそうだよね、わたし



赤子の自分は見られず
骸骨の自分も見ることは出来ぬはずだ
生と死は背中合わせの双子
この世で死ぬ時はある世に生まれる時
変えられない運命（さだめ）はこれくらい
あとは自分でどうにでも出来る
人生くらい謳歌しろ
そう言って死神は笑う

あぁ　意外と優しいのね


神様もあなたも中立なら
全て私次第だから
愛し抜く力をください
目に映るものが変わるより先に
内側の自分が変わる
それが良いのかもしれない

ねぇそうなんだよね、私