認知症 〜アルツハイマー型〜

認知症にも様々な種類があります。

認知症とは病気そのものではなく病気からくる症状になりますので、原因となる病気によって認知症の特徴も異なります。

一般的に知られている認知症といえば、アルツハイマー型認知症でしょう。

特徴は記憶障害が強く出ます。
物事の一部を忘れてしまう一般的な物忘れとは違い、物事そのものを覚えられないという記憶障害です。
たとえば鍵の場所を忘れた場合でも、一般的な物忘れでは[どこにしまったか忘れてしまう]のですが、認知症の場合は[鍵を移動させたことを覚えていない]のです。
ほかにも朝ごはんに何を食べたか忘れるのではなく、朝ごはんを食べたことを覚えられないのです。

アルツハイマー型認知症の記憶障害の特徴は他にもあり、昔の事は細かく覚えているが、直近の事は覚えられないのです。
パソコンでいうと、ハードディスクは正常だけどメモリは機能してないような状態ですね。
一度覚えたものを忘れるのではなく、覚える事ができない状態です。