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入手困難!!!レアメタル「タングステン」を内に秘める宝石。『シーライト』!

皆様こんにちは!
東洋ルーススタッフです。


初代東洋ルースから代替わりして、早4か月が経過しました。

以前の東洋ルースとは、やはり変化している所もあると感じられている事かと思います。
沢山の方に支えられながらここまで続けられています!
皆様、本当にありがとうございます。

今後とも更に、美しく面白いルース達と出会える感動を、皆様にお届けしたいと考えております。

どうぞ、宜しくお願い致します!



という訳で。


最近入荷した宝石の中で面白い宝石があるのですが…!!!

もしや…中々認知されていないのでは!?と思い、筆をとりました。


カボションのシーライト



今回は、シーライトと呼ばれる宝石についてご紹介致します!!




お知らせ


6月28日(金)~30日(日)の期間は!!

高崎ミネラルマルシェ
さっぽろ石ころマーケット

上記2つの展示会に、それぞれ出展致します♪

※時間は各会場で違いがございますので、要ご確認下さいませ!

今回ご紹介させて頂く『シーライト』も販売しております。
皆様のご来店、心よりお待ちしております!





・シーライトとは?


和名を灰重石。

シーライトの名前の由来が、スウェーデンの化学者『カール・ヴィルヘルム・シェーレ』からというのは、ご存知の方がいるかもしれませんね(シェーレは灰重石を研究していました)!

灰重石という和名の由来は、外観よりも重かった事にあるそうです。

モース硬度は4.5~5.0という事で、あまり傷に強い宝石ではありません。
取り扱う際は注意が必要です!

化学組成はCaWO4と表すのですが、この"W"こそ『タングステン』の原子記号です。


シーライト②

今回東洋ルースが仕入れたシーライトは、不透明なカボションのものです。

サムネイルに設定したシーライトは過去仕入れた事のあるもので、現在は在庫がございません。(その時のものは透明で、宝石質な分、お値段もちょっとプレミアでした!!)

ですが2,000円前後と、比較的手の届きやすい範囲で販売しております♪

グミに見えなくもない?

オレンジ色につやつやとしていて、とっても可愛いですよ~!



・レアメタル『タングステン』との関係性


タングステンとは、非常に硬くて重い性質を持つ金属です。
工業医療の世界で幅広く使われております。

今は環境への配慮で減っているそうですが、白熱電球のフィラメントはほとんどがこのタングステン!
高温でも溶けにくい性質を持つタングステンだからこそ、ここを担えるのですね。

シーライトは、なんとそんなタングステンの主要な鉱石鉱物のひとつ!


この宝石の姿からは、想像出来ないですね!


終わりに


今回は『シーライト』と呼ばれるレア宝石についてご紹介させて頂きました!

タングステンの主要資源鉱物として使われる事の方が多いシーライトですが、宝飾品としても、その魅力を発揮してくれます。

ルースとしての出回りはかなり少ないと思います。

気になった方はぜひ、一度お手に取ってご覧下さいね!


最後までご閲覧ありがとうございました♪

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