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Shopify Flowを活用した受注処理〜出荷指示の使用例【テンプレ配布】

肉体改造に失敗し、今年の夏も海に行けなかった豊田です。

触り始めたShopify Flowについて書きます。

- Shopify Flowとは 
マーチャントがワークフローを自動化するためのプラットフォーム。アプリとShopify Flowを統合するコネクタを構築することで、自動化されたワークフローにアプリやサービスの機能を追加することができるようになります。

イメージ:重量が1kg以内でメール便タグを付与

2022年6月22日からShopify Plusで使えた上位プランの機能がスタンダードプランから利用できるとのこと。マーチャントにとっては歓喜、ベンダーにとっては脅威のアップデートです。

約2ヵ月の遅れをとって調査を開始。実際に使ってみると非常に便利で、ビックウェーブに乗り遅れていることに気が付きました。2,000ドルプランの機能が69ドルから使えるんですよ?大大大セール!

WMSや物流アウトソーシングサービスを提供している会社に勤めておりますが、どうしてもお客様の要望に応えられないこともありました。

しかし、Shopify Flowを活用することで受注連携だけでなくShopifyの顧客情報を絡めて、痒い所に手が届かなかった点を解決できるのではと思い今に至ります。

お客様との打ち合わせでは、受注担当者の苦労話も耳にします。

購入回数にあわせて同梱物を変更、購入者が何回目のお買い上げなのか午前の定例業務でパソコンと睨めっこしながら1時間かかるなんて話も…

そんな作業とお別れできるかもしれません。

せっかく触り始めたので、アウトプットも兼ねてお客様から頻出の受注〜出荷の要望をまとめ、Shopify Flowでテンプレートも作ってみました。
よければダウンロードして使ってください。

ちなみに、当方触り始めたばかりなので注文データに対してのタグ活用がメインになります。

Shopifyで表彰されているいつもお名前が変わる方は2020年にツイートされておりました。(2年の周回遅れで知りました、お恥ずかしさと構築会社さんリスペクト。)

受注〜出荷指示の使用例

  1. 複数拠点の出荷対応

    1. お届け先の住所にあわせて倉庫タグを付与、それぞれの拠点から出荷

  2. 配送方法の変更

    1. 特定の地域に対して配送方法を変更

    2. 注文の重量にあわせて配送方法を変更

    3. 特定商品が注文された場合

  3. 顧客情報に基づいた同梱物対応

  4. 在庫アラート

受注処理がメインで、その先は受注管理システムや倉庫管理システムで対応が変わってくるので他システムとの連携は確認をお願いします!

順にまとめていきます。

複数拠点

お届け先の住所にあわせて倉庫タグを付与し各拠点から出荷

倉庫を複数保有しているマーチャントで、お届け先が関西の場合は関西倉庫、関東の場合は関東倉庫から出荷したいというお声をいただくことがありました。

Shopifyはロケーション設定ができるので、お届け先の住所にあわせてタグを活用し拠点を振り分けて出荷指示、結果的に送料を抑えて出荷することができます。

マーケティング観点でも、リアル店舗の来店促進のチラシ同梱など地方別に同梱物を変更など使用できそうです。

住所が北海道で"北海道"タグ、東京の場合"関東"タグなど

配送方法の変更

特定の地域に対してタグを付与し配送方法を変更

北海道・沖縄、離島の場合に配送方法を変更したいというお声もいただきます。タグを活用することで、Shopifyでタグ検索から絞り込み配送方法の変更が安易になるかもしれません。

テンプレートでは離島は含まずに北海道、沖縄で作成しました。

重量によって配送方法を変更

Shopifyでは商品に重量を登録することができるので、重量ベースで管理されているお客様が多い印象です。

重量をキーに、例えば注文の総合計重量が1kgまでの場合にメール便といった注文タグを付与するワークフローを作成しました。

メール便・それ以外の仕分けにどうぞ。

特定商品で配送方法を変えたい

重量以外にも特定の商品で配送方法を変更したいという場合、タグを追加するフローを作成しました。

顧客情報に基づいた同梱物対応

Shopify Flowで注文回数に応じて顧客タグを付与し、倉庫側に出荷指示も簡単に。〇〇タグのお客様に△△をプレゼントも簡単に出来そうです。

在庫アラート

使用例:Sale商品のタグを付与した在庫が発注点を下回った場合にメール、またはSlackに通知

Slack通知
メール通知、テンプレは日本語です

SKUでアラート可能。在庫切れの前にアラートでお知らせがくるので機会損失を防げます。

作成できた時に感動しました、最終的に発注まで自動化できると幸せです。

最後に

株式会社リワイア代表の加藤さんがTwitterでコミュニティを作成してくださったので、Shopifyの機能やテーマ、アプリ導入で悩まれている方はどうぞ。

参加はこちらから 👉Shopify Playground

会食終わりに対応いただけるコミュニティ回答例:
その日の売上を教えてくれるLINE BOT


本当に最後です。弊社の在庫管理システム、ロジクラはShopify連携できます!もう一度いいます、Shopify連携できます!

少しでも気になる方、雑談でも構いませんのでご連絡ください。DMお待ちしております。


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