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5W1H思考

ちょっと前に読んだ本で「マンガで分かる! 5W1H思考」というものと、同じ著者 渡邉 光太郎氏の元になった本「シンプルに結果を出す人の 5W1H思考」があるのですが、復習の意味も兼ねて自己満足な記事ですが、アウトプットをしておきます。

※こちら質より量・速度を優先しているので、誤字脱字、回りくどい文章…など、至らぬ点多々あると思いますが、ご了承くださいませm(_ _)m

マンガで分かる本からの、原作本

マンガで分かる本を読んで、もう少し深堀りが必要と感じ、同じ著者の原作となった本を読む〜という流れになったケースです。

マンガで分かる本は、とにかくギュッと要約されているので、割と複雑なことを「こんな使い方もできるんだ〜!」の、セリフ1つで強引に片付ける事もあります。

今回の5W1H思考も原作本と比べると、マンガ版では割と内容を割愛している事がわかりました。ひょっとすると原作本から入って、あとからマンガ本に移行するほうが復習の意味も兼ねるので、いいのかも?っと今回思いました。今度試してみようと思います。


おっと脱線気味ですね。。。。

5W1H思考

読んだきっかけとして、書籍のタイトルが目に入りやすかったという点もありますが、5W1H自体は知っていますし、意味も当然理解していたので、すでに知ってることを活用するという点が「なんか出来そう」と、思って読んだ本です。

実際書籍のタイトルにも「シンプル」とあるので、少し複雑に感じる部分はありましたが、概ねすぐに活用できる思考法でした。


それでは自分にとって、ポイントとして大事だと感じたものを3つピックアップします。

Big-Whyで「真の目的」に

一言でいうと、「打合せ用の資料をまとめておいてほしい」という指示をもらったときに「資料をまとめておく」が目的なのと、「クライアントが見たときに分かりやすいと感じる状態の資料にしておく」が目的に設定されているのとでは最終成果物の精度が全然違うという事です。

「残業が多いから社員のための夜食を準備したい」という話が上司からあったら、実際には「夜食に何がいいか?」を考えるというよりも、「社員の健康を気遣っている、残業しても作業効率が落ちない施策をしてる」と捉える事が重要だということです。

表面上の具体的に分かる情報(ニーズ)から、一段、二段高いところにある、より上位の目的やゴール、真のニーズを押さえる事で、目標達成の角度を上げられます。

「気の利いた仕事」とは、つまり真の目的を捉えているから出来る事でもあります。

日常で考えるとこんな感じです。
毎日5km走る→夏までに10kg痩せたい→水着を着ても恥ずかしくない身体にしたい
根本には「どうありたいか?」が存在します。

クライアントの要望、上司の指示など、いろんな場面で直ちに「了解っす!」っと行動に移す前に、「待て待て、そもそもは〜?」と少し考える事がファーストステップになりそうです。


アイデア発想 5W1Hで「思考キャンバス」

新しいアイデアや発想を必要としたときに使えるフレームワークのようなものです。

今までにない新しいサービスはないか!
目新しい訴求をした商品にしたい!

雑に言うとこのような企画が必要なときに、従来やってきた事を5W1Hに分解し、それぞれを見直し、変えることで、新しい発想の糸口を目指すというものです。

水族館の新しい企画の例

●When
昼間の営業 → 夜の営業
●Where
順路に沿って通る場所 → 滞在できる場所
●Who
ファミリー中心 → 大人限定
●Why
楽しむため → ゆったり癒やされるため
●How
歩いて鑑賞 → 寝ながら鑑賞
●What
多彩な水生生物 → クラゲや動きのゆっくりしたものに限定

上記の他にそれぞれのパートで、もっとアイデアを書き出して、面白そうなもの、組み合わせできそうなものをピックアップし、企画に繋げるという形式です。

実際使ったことはないのですが、、、、アイデアは悶々と考えるよりも、どんどん思いつたことをピックアップして、組み合わせて行くほうが効率的だし、結果面白いものが生まれるのは実感しているので、「思いつき」をどう生み出すか?に使える手法だと思っています。今度使います。。。


Why-Howで「説得力あるロジック」

人は大きな変化、不安のある変化、思っていたのと違うなど、ネガティブ要素が伴うものには抵抗があります。

仕事でも本人が完全にポジティブに受け入れられないものをお願いするときは、ある程度の抵抗を受けたり、場合によっては納得してもらえず承諾を得ることができない事があります。

そんな時に「What」「Who」「When」を使って説得できる術です。

相手から予め出てきそうな懸案事項などを上記に沿って想定し、打ち返すとか、論破するわけでなく、丁寧に不安を取り除きながら説得するイメージです。

人に物事をお願いすると、大きくは以下の疑問が出てきます。

・なぜ、(他のものではなく)「これ」なのか?……Whatの視点
・なぜ、(他の人ではなく)「自分」なのか?……Whoの視点
・なぜ、(他の時ではなく)「今」なのか?……Whenの視点

ここに具体的な説明があると説得力が増します。「逆になんか理解されない、反対される、うまく納得してももらえない」と感じるときは、この要素に抜けがないか確認することが重要らしいです。

また、人は何かを提案されたり、お願いをされると上記の3つに沿って、常に何か他のものと比較している という事を前提に、相手の立場で考えることが重要なようです。

自分も仕事、私生活において、小さな事から大きな事まで、常にこれが発生していると感じました。

「子供に部屋をきれいしろよ〜」と一言いうだけでも、必ず反発されます 笑。彼らには彼らなりの理由が上記3つに沿ってあるのでしょう。

何事も丁寧な説明を欠くと、勘違いされたりもするので、少し時間がかかってもいいので、丁寧に3つのWを意識していきたいと思いました。


他にも沢山のことが本には書かれていましたが、ぱっと実行に移せるものは上記の3つかな〜と思いました。


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