トヨタ委託先「豊田自動織機」も認証不正、トヨタグループで相次いでいる
トヨタは自動車用ディーゼルエンジンの開発を委託していた豊田自動織機よりフォークリフト、建設機械用エンジンの国内排出ガス認証不正について報告を受けた。
不正内容としては調査の結果、トヨタが認証申請手続き用に豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験において、出力試験時に、量産用とは異なるソフトを使ったECUを用いてエンジンの出力性能を測定し、測定する数値が安定するようにバラつきを抑えて報告する行為が行われていた。
今回の調査結果を踏まえ豊田自動織機にて対象のエンジンの出荷を一旦停止することを決定した。
●該当車両に乗っていても大丈夫なのか
現在該当車両に乗っている場合も使用を停止していただく必要はないということ。
不正内容があったことを受け、改めて再検証した結果、該当するエンジン/車両については、工場で生産した量産品を改めて検証し、エンジン出力の規準を満たしていることは確認されている。
●トヨタ頼むで
今回の件について「経営陣から従業員まで一人ひとりの意識の変革、企業風土の抜本的な改革が必要となります。これらは、一朝一夕にできることではないため、ディーゼルエンジン事業を移管したトヨタとしても、豊田自動織機のエンジン事業の再生に向けて、継続的にサポートをしてまいります。」とコメント。
ダイハツの時もだが、サポートしますという姿勢では変わらない気がする。
内部を知るわけではないし規模の大きい会社のため、メスを入れるのは時間がかかることは推測できる。
ただ、このままでは次々と不正が出てくる恐れもある。
不正による問題解消が1番ムダ。ムダを掲げるトップ層、テコ入れするために出向など、サポートではなく現場をまず知ることが先な気がする。
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