船通勤によるエクストリーム出社をかました

BEC Inc.でエンジニアをやっていますToyoです。

弊社では持ち味と働き方が自然につながる世の中になるような労務管理サービスを開発、運用していて、今年の夏1週間限定で電車混雑緩和のための社会実験である船通勤が無料で実施されるとのことで体験してきました。

現在自宅は練馬にありまして、都営大江戸線で勝どき駅へ。そこから船に乗り日本橋へ(ここが本エントリのメイン)。最後に銀座線で三越前から渋谷へいたりエクストリーム出社。

そもそも興味を持った経緯と個人的趣味

個人的に街に興味があり、特に東京の埋立地を散歩したり写真を撮ったりしているのですが、中でも勝どきの隣の晴海は代表的な湾岸都市であり、オリンピックの選手村になる予定のHARUMI FLAGが建築中です。

HARUMI FLAGはオリンピック後は一般開放され、民間に分譲されますが、晴海地区の問題点として高価で都心へのアクセスが悪いという点がありました。今後新橋駅などへのシャトルバスの運用が予定されているらしいですが、今回の舟旅もその一環の実験ということなのかなと。

晴海の夜景、貼っておきますね(ブレブレ)

勝どき👉日本橋へ

勝どき駅から船場へはなかなか歩かないといけません(最初間違えて全然違う場所に行ってしまった。。。)、朝潮小型船乗り場(勝どき桟橋)から乗船します。以下の図はらくらく舟旅通勤ページで提供されているPDFから抜粋。

乗り場は屋根があるだけで、冷房や扇風機無し。。。

船はお台場方面に向かったあと、隅田川を登っていきます。

乗り始めてからは航行による風でそこそこ涼しかったです。朝から東京湾上で揺られるとかなかなかできない体験。

普段はお互い無関心と言われる日本人ですが、船上では見知らぬ人に手を振るので、新鮮でした。

終点は日本橋。隅田川から日本橋に曲がったあたりから川が臭くて仕方がなかった。。。

所感

所要時間が30分ほどかかったので、電車よりちょっと遅いくらい。ただしあのエリアに住んでいれば選択しにはなりそう(練馬からは無理)。

船はいくつか種類があったみたい(すれ違う船のタイプは全て異なっていたが、意図的にそうしたのかもしれない)。乗ったのは屋根も冷房もコンセントもWi-Fiもなかったので夏場では劣悪だった。

1回の運行でどのくらいのコストがかかっているかわからないが、輸送量は高くないので、想定ターゲットは工夫しないといけないと思う。単価上げてグリーン車的な位置づけにするとよさそうな気がしたけどどうだろう。景色とかは飽きる気もするから船上体験を上げていかないと厳しそう。電車の混雑緩和には効果低そうだけどどうだろう。

川の臭いどうにかしてほしい。。。

ただ、交通手段が増えると働き方の多様性も増えると思うので、今後の動きに期待。

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