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Less is More

タンスの中に大量の洋服を持ってはいないでしょうか。アイテムの数が多いと洋服のコーディネートの組合せは膨大な数になり、今日の気分やTPOに合ったのを探し出すのは至難の業で、毎日時間がかかってしまいます。また、収納スペースがより多く必要になり、その管理も大変です。今は着ていない、サイズが合わない、色が似合わないなど、長い間手にも取っていない洋服が、自分の労力・時間と家のスペースを消費してしまうのは無駄が多いと言えます。

それでは、洋服を持ちすぎないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。それは「本当に必要な洋服とは何か」と考えることです。

まず自分に似合うこと。形状、色、柄が顔立ち・体型に違和感なく合っているか鏡を見て確認してみましょう。次に生活に合っていること。今よく行く場所、よく会う人、よくすることを思い浮かべてみましょう。着ていて心地良いこと。生地の肌触りのよさ、サイズ感のよさ、動きやすさを確認しましょう。手入れがしやすいこと。普段着なら繰り返しの洗濯に耐えられるもの、特別な日のための洋服でも通常のクリーニングで対応できるものを選びましょう。

整理するときに残すもの、新しく買うときに選ぶものをこのように決めていけば、大量のタンスの中身は少しずつ減っていき、理想的な姿に近づきます。何年か先のことも思いながら長く着られる洋服を少しずつ揃えていきましょう。持っているものは少なくなりますが、好きなアイテムの中から様々に組み合わせて工夫するのは、かえって日々を楽しくしてくれるでしょう。

タンスの中身がすべて見渡せることで管理のための無駄な時間がなくなれば、ゆとりも生まれ、生活がより豊かになります。より少ないことはより豊かなことなのです。


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