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自然農法と水やり
自然農なら水やり不要?
私は畑を始めてから育苗時を除いて水やりをしたことがありません。しかし、どれだけ日照りが続いても、水不足で枯らしたことは無いです。2020年の夏は1カ月くらい晴れが続きましたが大丈夫でした。なぜ水やりをしないでもよいかは、自然農の特徴である草マルチ、無肥料、自家採種、不耕起が互いに深くかかわっています。
自然農法を始めたばかりで水やりをしないという事だけを聞いて、意味を理解していないと作物は枯れ、収穫も出来ない危険を感じました。
当園では、自然農法をチャレンジするにあたり、【何もしなくていい】という言葉だけを鵜吞みにし、その本質を学ぶこともせずにスタートしました。
4月から5月連休にかけてトマト、キュウリ、ナス、オクラなどの苗を購入し、植え付け、また枝豆、ほうれん草を種まきしましたが、その後はそのまま放置していまいした。
田んぼの整備などに時間をかけたのもありますが、自然農法は【何もしなくていい】ということを根拠もなく信じ込んでしまったのです。
水は不足し、土表面は乾いてしまい、雑草に栄養を取られ、作物は枯れるのが関の山です。
自然農法は、雑草マルチによる保湿が前提となるため、雑草マルチが出来ていないと水分は表面から蒸発し、乾いてしまいます。
梅雨といいながらも晴天が続いているために水不足は否めません。
取り返しがつかないと思いながら、一念発起して水をまき、雑草を刈り取りました。
ほうれん草は駄目にしてしまいまいしたが、枝豆は何とか育ってくれていました。
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