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【デジタル人材育成】情報セキュリティについて:「見えない恐怖を正しく怖がる」⑧

デジタル人材育成「DX推進リーダー育成講座」を担当する事になり資料や頭に中を整理しています。
前回はDXを語る上での要素技術の進化についてまとめました。
「クラウド、ビッグデータ、IoT、AI」などのDXを牽引している技術の解説を行いました。

https://note.com/toyo2019/n/ncd34ba6ca2ab

情報セキュリティについての重要性についてお話しします。情報セキュリティは現代社会で避けて通れない重要なトピックであり、「見えない恐怖を正しく怖がる」という考え方がキーとなります。情報セキュリティにはネット上でのデータハッキング、情報漏洩、ウイルスなど、見えない的に対抗する必要があり、常に危険との闘いが続いています。

「見えない恐怖」を正しく怖がるために、以下のアプローチを考えることが大切です

  1. 不安点の整理:
    まず、自身や組織が抱える不安点を洗い出しましょう。情報漏洩、データ損失、ウイルスなど、どの問題が最も重要で、どの情報が最も機密性が高いのかを明確にします。情報に優先度(A、B、Cランクなど)を付けることで、重要な情報への対策を優先させ、他の情報に対しては優先度を下げることができます。

  2. 機械故障(データ紛失)への対策:
    情報セキュリティの側面として、機械故障に備えることも重要です。データのバックアップやクラウド上でのデータ保管などの対策を考えましょう。機器が故障した場合でもデータを復元できるようにすることは、重要です。

  3. ウイルス対策:
    ウイルス対策については、メーカーや専門家のアドバイスに頼るのが良いでしょう。各種ウイルス対策ツールやソフトウェアが利用可能で、大手メーカーはセキュリティに最大の投資を行っています。過度な不安に囚われず、安心できる対策を採用しましょう。

情報セキュリティの分野では、常に「備えあれば憂いなし」という考え方が重要です。見えない不安に怯えるのではなく、不安点を明確にし、正しく怖がる(対策を講じる)ことが危機回避に繋がります。情報セキュリティは絶えず進化している分野であり、正しい対策を講じることは絶えず変わる脅威に対抗する手助けとなります。

次回は「バックオフィスの業務改善」についての話題に移ります。情報セキュリティの基本が理解されたら、業務プロセスの改善について学びます。

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