外山恒一&藤村修の時事?放談2014.10.22「AKBと現代資本主義」(もくじ)
やがて紙版『人民の敵』の人気コンテンツに(たぶん)なっていった、福岡の“外山界隈”が誇るインテリ右翼の藤村修氏との対談シリーズの、実はこれが第1弾である。2014年10月22日におこなわれ、紙版『人民の敵』第2号に掲載された。
現在まで約半年おきに続けている藤村氏との“時事放談”シリーズは、翌2015年11月から始まるが、この第1回対談は、いわゆる天下国家的な時事ネタはほぼまったく登場せず、ひたすら藤村氏の“アイドル論”を開陳してもらっている。藤村氏は、たしかBARラジカル(リンク先ではまだ営業が続いていることになっているが、2014年4月で閉店)をやっていた2011年頃から可哀想にドルヲタ化し、以来その病状は悪化するばかりである。
嘆かわしいこと山の如しなのだが、しかしインテリというものは、そういった恥ずかしい趣味に関する諸々についても、つい分析的に、さらには思想的・政治的に語ってしまうものでもある。藤村氏もインテリ右翼なので、その例に漏れない。
そしてこの藤村氏のアイドル論、めっぽう面白いのである。まあツベコベ云わずに読むよろし。
その1(原稿用紙22枚分・冒頭10枚分は無料で読める)
なぜ稀代のインテリ右翼がドルヲタに堕ちたのか?
“アイドル”というジャンル自体が没落した90年代
“アーティスト色”が必要とした過渡期のアイドルたち
“会いにいけるアイドル”の源流
そろそろAKB批判を……
後進国なみの無法選挙
その2(原稿用紙24枚分・冒頭10枚分は無料で読める)
選挙期間中のアイドルはTVのレギュラーを降りろ
AKBはネオリベ資本主義下の非正規雇用労働者
消費者の傲慢な“民主化要求”に支えられるシステム
アイドルにハマってしまった人の心理
「いつか武道館でやりたい!」と云って頑張る
アイドルの最も重要な任務は“物語”の形成
その3(原稿用紙26枚分・冒頭10枚分は無料で読める)
演歌もアイドルも“苦労人”ぶりを売る
アイドルの“恋愛禁止”は受験生がそうであるのと一緒
“国民的アイドル”なんか成立しない時代
“アイドル”って存在自体が時代遅れなんだが……
AKBはKポップと違って世界には通用しない
藤村氏による濱野智史徹底批判!
紙版『人民の敵』の“購読料”は必ずしも高くない!
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