教養強化合宿・完全再現 ②立花隆『中核vs革マル』上巻(その27)

 【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】

 【教養強化合宿では10日間で4冊のテキストを消化します。この〝実況版〟の内容を本当に〝身になる〟ものとするには、その4冊のテキストを入手して、並行して読む必要があります。ただし、4冊のうち唯一のオリジナル・テキストである『マルクス主義入門』は市販されておらず、noteで別途購入していただかなければなりません。他の3冊は、立花隆『中核vs革マル』上巻(講談社文庫)、笠井潔『ユートピアの冒険』(毎日新聞社)、絓秀実『1968年』(ちくま新書)です。『ユートピアの冒険』は現在入手困難ですが、図書館にはわりとあります。それらをあらかじめ読んでから〝実況版〟に進むのではなく、〝実況版〟の中で適宜、「では第何章第何節を読んでください」的な指示が入りますので、〝身になる〟ものとしたければ、素直に指示に従ってください

 「その26」から続く〉
 〈全体の構成は「もくじ」参照〉
 ※テキスト(立花隆『中核vs革マル』上巻)を入手した上で臨んでください。

 「第二章 激化する内ゲバ」に入っていきましょう。第2章・第1節「中核派と革マル派の誕生」を各自黙読してください。p.91からp.106までです。

 (「中核派と革マル派の誕生」黙読タイム)

 ついに〝本書の〟主役、2つの悪の組織が誕生する革共同全国委の「第三次分裂」が説明されています。

ここから先は

14,696字

¥ 360

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?