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「とやまスタートアッププログラム in 東京 DEMO DAY 2024」を開催しました!

皆さんこんにちは!「とやまスタートアッププログラム in 東京」事務局の高尾です。さて、この度2024年2月17日(土)に行われた第5期最終回「DEMO DAY 2024」ファイナルが終了しましたので、こちらをレポートしていきたいと思います!

「DEMO DAY 2024」とは?

「スタートアップの創出」に力を入れる富山県では、地方の自治体としては全国初となる都内での起業家育成プログラム『とやまスタートアッププログラムin 東京』を開講しています。今年度は、県内のスタートアップ機運醸成及び東京⇔富山のネットワーク強化を図るため、東京だけでなく富山県内においても同時開講しました。本プログラムの集大成として、ファイナリスト8チームが発表するDEMODAYを実施しました。
審査にあたっては、スタートアップへの投資判断をベースに、

①市場性
②独創性
③実現可能性
④富山県(社会)へのインパクト
⑤プレゼンテーションの内容

の5つのポイントを重視します。今回は、全メンバーが東京に集合しての開催となり、AgVentureLabさまの会場をお借りしての開催となりました。

白熱したピッチが行われました

ピッチコンテスト

今回は、ファイナルに選出された8組のチームが5分間のプレゼンテーションを行いました。

【ファイナリスト】

転職パートナーズ(麻生和寛)キャリアアドバイザーと求職者のマッチングサービス事業
Teamカーボンニュートラル(越後敬介) 太陽光油田事業
ふるさとコネクト(高島一誠) 出身者とふるさとを結ぶプラットフォーム事業
TherapEase(伴大輔、紺島悠生、澁谷優斗) 遠隔リハビリテーション事業
アグリ・リノベイト(八幡磨未子) 遊休施設で農業工場事業
HITOTOKI TOYAMA(長田光司、斉藤李樹) 林業の端材活用エコシステム構築事業
BroBond(折川瑞樹、藤田拓蔵、寺田和真) 習慣形成促進事業
DACoord(永田隼平、塩口泰地、米山浩行) データ分析コラボレーションツールの開発事業

これらのピッチに対し、8名の審査員の皆様に講評、審査をしていただきました。

審査員の皆様

以下の審査員の皆様に審査していただきました。

植嶋徹 株式会社北陸銀行 コンサルティング営業部 推進役
荻野浩輝 (農林中央金庫特別参与 AgVenture Lab代表理事理事長)
尾崎千紘(株式会社環境エネルギー投資 投資部 キャピタリスト)
永井優美(マネックスベンチャーズ株式会社 シニアインベストメントマネジャー)
服部将大(W fund パートナー)
藤野英人(レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役会長兼社長 CEO&CIO)
松永和彰(ANOBAKA アソシエイト)
山室芳剛(富山県 理事・知事政策局次長)

受賞チームの発表

熱いピッチ大会後、審査員による厳正な審査ののち、各賞の発表。以下の賞が授与され、受講生たちから受賞に対して驚きの声が漏れる場面も。まずは、以下に企業賞受賞チームを発表します。

農林中央金庫賞(副賞「お米1年分(お米券5万円分)」)
アグリ・リノベイト

北陸銀行賞(副賞「北海道名産品」)
HITOTOKI TOYAMA

インテック賞(副賞「富山県産品ギフトカード『トヤマカード』」)
TherapEase(セラピーズ)

ファーストバンク賞(副賞「富山ファースト・ディーシー ギフトカード」)
アグリ・リノベイト

日本海ラボ賞(副賞「HATCH(はっち)ビジネス会員1年間無料」)
TherapEase(セラピーズ)

北陸電力グループ賞(副賞「Lovers XOハーフボトル、Lovers チョコレート」)
ふるさとコネクト

そして、「とやまスタートアッププログラムin東京 DEMO DAY 2024」準優勝は、HITOTOKI TOYAMAでした。

最後に映えある優勝を飾ったのは、TherapEase(セラピーズ)でした!各回のピッチを経るごとに磨かれていくプレゼンテーションが光り、そのビジネスモデルと事業内容が高く評価されました。

会の終わりには、神戸大学 産官学連携本部 教授である熊野 正樹先生からの閉会挨拶。また、この「DEMO DAY 2024」終了をもって、第5期は終了。
晴れて修了生となった受講生の皆様は、どこか晴れやかな表情を浮かべていました。

ここで磨いたビジネスを形にしていく上で、本プログラムの同期の仲間と今後も切磋琢磨しあい、助け合いながら、ビジネスを創っていってほしいという願いを込めて、結びとなりました。

受講生/協賛企業様/審査員様/運営など、全員で集合写真!

懇親会・修了式

緊張感漂う「DEMODAY 2024」終了後は、美味しい富山の料理と、美味しいお酒に舌鼓。

懇親会・修了式が日本橋「はま作」にて執り行われ、受講生と審査員、運営が交流し、また、感想などを述べあいさらなる飛躍を誓う場となりました。最後は修了証書の授与式も行われ、感慨深そうな受講生の様子も。

修了証書授与式

受講生の声(抜粋)

「このプログラムで、友人や家族に話すでもないビジネスアイデアについて気軽に壁打ちする仲間ができたのは何よりの宝物です」
「ピッチをブラッシュアップする経験ができたからこそ、自分たちの目指す世界がよりシャープに描くことが出来ました」
「今回、厳しくも温かいフィードバックをもらったことで、より自分たちの課題が浮き彫りになり、やるべきことが明確になりました」
「ビジネスとして考えきれていない部分もあるが、自分がやっていきたいことが何か?という問いに向き合うことが出来た」
「プログラムの同期と飲みに行ったり、コミュニケーションを取れた。今後そういう機会が減ってしまうことは残念だが、今後も刺激を受けていきたい」

全員から感想と、これからの抱負をいただきました

県庁を始めとする運営陣からも、今回の受講生の皆様の熱意がプログラムの成功につながった点などに触れ、今後も継続して県からの創業支援を利用していただき、ビジネスを成功させていってほしい、という想いを伝えたいただきました。

これからも受講生同期の絆は続いていきます。第5期のプログラムはこちらで終了ですが、次回もますます盛り上がっていくことが予感できる、感慨深く素晴らしい1日となりました。

お集まりいただいた審査員の皆様、修了まで走りきった受講生の皆様、本プログラムに関わってくださったすべての皆様、この度は誠にありがとうございました。

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